水天一碧の情景が心を満たす宿

空と海が一体となる景色を熱海・伊豆山の名湯とともにゆったりと満喫する。2023年12月にオープンした「佳ら久」で、温泉露天風呂付きの客室と、海の幸をふんだんに味わう食事、そして「間(あわい)」を大切にしたもてなしに心身を癒やす休日を堪能したい。

Photo   Text Rie Nakajima

空と海が一体となる景色を熱海・伊豆山の名湯とともにゆったりと満喫する。2023年12月にオープンした「佳ら久」で、温泉露天風呂付きの客室と、海の幸をふんだんに味わう食事、そして「間(あわい)」を大切にしたもてなしに心身を癒やす休日を堪能したい。

  • 水天一碧の情景が心を満たす宿、熱海・伊豆山 佳ら久 水天一碧の情景が心を満たす宿、熱海・伊豆山 佳ら久
    窓の外に広がる海と空の景色と、満月の夜のムーンロードをイメージした「佳ら久ルーム」のインテリア。
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    ひと口ごとに感動がある、海の幸を味わうダイニング「六つ喜」の夕食。
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    滞在中のゆるやかな時の流れを楽しむゲストラウンジ「刻(TOKI)」。
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インテリアにも海のブルーを使用し、景色と一体となる浮遊感と開放感を際立たせる工夫が心憎い。ベッドの背後の壁には、海を思わせる青に月を模した円が重ねられている。この宿の隠された名物、満月の夜に海に現れるムーンロードにインスピレーションを得たアートだ。静かな海に映る幻想的な月の道の光景は、忘れられない旅の思い出となる。

夕食は会席スタイルのダイニング「六つ喜」で、なだ万や帝国ホテル、香港シャングリラホテルなど国内外で腕を振るった経歴を持つ石塚隆也料理長が手掛ける、こだわりの料理を堪能。3種類の魚料理から1品を選べるプリフィックススタイルで、新鮮な魚介が彩りも華やかに供され、心まで豊かに満たしてくれる。食事の後は、海を見渡す露天風呂でくつろげる大浴場やスパで、癒やしのひとときを過ごしたい。

滞在中にぜひ利用したいのが、ゲストラウンジの「間(AWAI)」と「刻(TOKI)」。前者は、昼はアルコールを含むフリードリンクが提供され、夜はバーとして利用可能だ。後者ではフレンチプレスで提供される、コーヒーや紅茶を好みのカップで楽しむことができる。いつもなら無為に過ぎてしまう一分一秒が、ここでは自分のための大切な刻となる。

朝は次第に明るくなる海の日の出を楽しみ、佳ら久オリジナルブレンド米の釜炊きご飯を地元食材を使ったおかずと共に味わう。麗らかな活力が生まれる「熱海・伊豆山 佳ら久」ならではの休日を堪能したい。

熱海・伊豆山 佳ら久
TEL 0557-55-7900

※『Nile’s NILE』2024年5月号に掲載した記事をWEB用に編集し、掲載しています

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