心地よさを追求した極上の家具

人間工学に基づいた設計により、極上の座り心地をかなえたスウェーデン・コンフォルムのチェアとドイツ・エルポのソファ。優れた機能性を備えると同時に、モダンなデザインがインテリアになじみ、快適で美しいリビングを作り出す。今回は、人間工学に基づいて快適であることをどこまでも追求するヨーロッパ生まれの二つのブランドを紹介したい。

Text Asuka Kobata

人間工学に基づいた設計により、極上の座り心地をかなえたスウェーデン・コンフォルムのチェアとドイツ・エルポのソファ。優れた機能性を備えると同時に、モダンなデザインがインテリアになじみ、快適で美しいリビングを作り出す。今回は、人間工学に基づいて快適であることをどこまでも追求するヨーロッパ生まれの二つのブランドを紹介したい。

座ったまま体勢を変えるだけで常にアジャストしてくれるエルポのソファ「LUGANO」(ルガノ)。
座ったまま体勢を変えるだけで常にアジャストしてくれるエルポのソファ「LUGANO」(ルガノ)。同ブランド独自のリクライニング機能を最初に搭載したモデルで、30年以上のロングセラーとなっている。オットマンを組み合わせればより快適に過ごすことができる。

もう一つはドイツ南部で70年近い歴史を持つリラクゼーションソファブランド、エルポだ。コンフォルム同様にクラフトマンシップを大切にし、製造におけるオートメーション化は導入せずにハンドメイドを貫いている。モデルごとにウレタンを厳選して耐久性と座り心地を検討し、レザーはなめし工場から直接仕入れて規格に合うものを選び出すなど、細部にまでこだわって上質なくつろぎを追求。そのこだわりが、優れたリクライニング機能を生み出した。

エルポに搭載されている「エルポ・コンフォートシステム」は、体重を移動すればそれに応じて自動的に座面や背もたれが動く仕組み。体重や体型に合わせてあらかじめリクライニングの硬さが調整しておけるめあとは座ったまま姿勢をずらすだけで最もリラックスできるかたちにソファが変化してくれる。長時間座っていても疲れないのはこの機能を搭載しているからこそだ。

また、同ブランドはレザーの種類をはじめシートのサイズや硬さ、アームレストのかたちなどが自由にカスタマイズできるモデルも展開。誰よりも自分にぴったりと合うオリジナルのソファは、他では手に入れることはできないだろう。

コンフォルムもエルポも、実際にその座り心地を試してみてほしい。両ブランドともフランスベッドが日本で唯一の取り扱いメーカーであり、東京・赤坂をはじめとする各地のショールームなどで体感可能。ぜひ一度、訪れてみてはいかがだろう。

●フランスベッド
TEL 0120-39-2824

※『Nile’s NILE』2019年5月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。