Good Sleep and the Best Wake Up

自分らしい上質なベッドルームを。1日当たりの睡眠時間が8時間だとすれば、人生の3分1を過ごすのはベッドルームと言える。インテリアへのこだわりはリビングやダイニングキッチンへと偏りがちだが、プライベートルームであるベッドルームこそ、リラックスできる理想の空間をかなえたいものだ。

Photo Satoru Seki Text Asuka Kobata

自分らしい上質なベッドルームを。1日当たりの睡眠時間が8時間だとすれば、人生の3分1を過ごすのはベッドルームと言える。インテリアへのこだわりはリビングやダイニングキッチンへと偏りがちだが、プライベートルームであるベッドルームこそ、リラックスできる理想の空間をかなえたいものだ。

華やかなファブリックにエレガントな家具を合わせた7階は、ファブリックデザイナーの本田純子氏によるもの
華やかなファブリックにエレガントな家具を合わせた7階は、ファブリックデザイナーの本田純子氏によるもの

1日当たりの睡眠時間が8時間だとすれば、人生の3分1を過ごすのはベッドルームと言える。インテリアへのこだわりはリビングやダイニングキッチンへと偏りがちだが、プライベートルームであるベッドルームこそ、リラックスできる理想の空間をかなえたいものだ。

今年の9月25日、そんな思いをかなえてくれる専門店「IDC OTSUKA Bedroom Gallery GINZA」が東京・銀座の中央通り沿いに誕生した。独自のセレクトで上質な家具を豊富に取りそろえる大塚家具による、新たなスタイルの専門店だ。

8階建ての店舗の最上階では、著名人にもファンの多いプレミアムマットレスブランド「レガリア」の最高峰モデルを銀座限定で展示。この空間に合わせてデザインしたオーダーメイドのヘッドボードやキャビネットとコーディネートし、ホテルのスイートルームを思わせるラグジュアリーな空間を体感できる。

さらに、3・4・5階には同社がセレクトするマットレスブランドのなかでも特に人気を集める「シーリー」「シモンズ」「レガリア」の専門フロアを用意。特に「レガリア」は、アメリカのキングスダウン社と同社が日本の睡眠環境に合わせて共同開発したオリジナルブランド。やわらかくもしっかりと体を支えてくれる極上の寝心地は、ぜひ実際に横になって体感してほしい。

6階はポルトローナ・フラウの家具を中心とした、シンプルながら落ち着きのあるベッドルーム。スタイリストの窪川勝哉氏が手掛けた。
6階はポルトローナ・フラウの家具を中心とした、シンプルながら落ち着きのあるベッドルーム。スタイリストの窪川勝哉氏が手掛けた。

注目すべきは、ベッドやマットレスだけでなく、ベッドルームを構成するアイテムをすべてここでトータルコーディネートできる点。最上階を始め、著名なスタイリストやデザイナーがコーディネートした6・7階のコンセプトフロアでそれを体現している。サイドテーブル・キャビネット・ラウンジチェアといった家具はもちろん、ベッドリネン・ラグ・カーテンなどのファブリック、オーディオ・空気清浄機を始めとする家電、照明、アートまで、必要なものはすべて網羅。ベッドと寝具をそろえる専門店はこれまでにもあったものの、ここまでのトータルコーディネートができる店舗は初めてではないだろうか。

しかもそれぞれの専門性が高く、家具・インテリアを軸に、家電はヤマダデンキ、アートは名門画廊「ギャルリーためなが」と連携し、快適で上質なベッドルームづくりをサポート。ジャンルやブランドの枠を超えて幅広く自由に選択肢が持てるのは、大塚家具ならではだ。

予約の上で訪れれば、スリープアドバイザーの資格を持つプライベートコンシェルジュが眠りへ要望や悩みをヒアリングし、最適な睡眠環境を提案。インテリアコーディネートや家電に関する知識も併せ持ち、一人が一貫してトータルに相談に乗ってくれるのも大きな魅力だ。

住まいでプライベートに過ごす時間がますます長くなった昨今。ぜひ一度足を運んで、質の良い眠りや快適で美しいベッドルームの在り方を考えてみてはいかがだろうか。

●IDC OTSUKA Bedroom Gallery GINZA
TEL03-3573-4321 

※『Nile’s NILE』2020年11月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。