日本の食の恵みをいただく旅へ

旅の楽しみは、美しい景色や珍しい体験もさることながら、やはりその土地ならではの味に出合うことだろう。星野リゾートでは、この夏、各地の気候風土に根差した食を体験する旅を提案している。

Text Ichiko Minatoya

旅の楽しみは、美しい景色や珍しい体験もさることながら、やはりその土地ならではの味に出合うことだろう。星野リゾートでは、この夏、各地の気候風土に根差した食を体験する旅を提案している。

リゾナーレ那須
那須の陶芸作家が焼いた皿に、敷地内の畑でとれた野菜を中心に那須の恵みを盛る。

リゾナーレ那須

古くは湯治場として、明治以降は都心から近い避暑地として名をはせる那須。リゾナーレ那須は、那須連山の主峰・茶臼岳がもたらす火山性の温泉があるなど、那須の自然がもたらすさまざまな恵みが楽しめるホテルだ。敷地内には水田や野菜畑、ハーブを育てる温室などもあり、豊かな自然の中で農業に触れられる「アグリツーリズモリゾート」を提案している。

リゾナーレ那須。稚鮎と胡瓜のフェデリーニ
初夏の食材・稚鮎を使った「稚鮎と胡瓜のフェデリーニ」。

夏は8500平方メートルの水田の、青々とした稲穂に囲まれた特別席で、那須で生産されているクラフトビールを楽しめる「田んぼビアガーデン」が開催されるなど、日本の食の核ともいうべき米を、食べるのとはまた違った角度で感じるイベントが用意されている。

畑でとれた野菜はむろんOTTO SETTE NASUで提供されており、特に夏はその種類が豊富なため、那須の旬の味を大いに楽しむことができる。リゾナーレ那須付近はイタリアのトスカーナ地方と気候がよく似ているため、OTTO SETTE NASUではトスカーナの郷土料理を、那須に親しみのある食材で表現。ワインは2000年に開催された沖縄サミットでの晩餐会(ばんさんかい)にも選ばれた、栃木県が誇るココ・ファーム・ワイナリーをはじめ、那須産の食材に合う自然派ワインを厳選してそろえている。

  • リゾナーレ那須
    朝は野鳥のさえずり、夜は森の生き物の声が聞こえる温泉。
  • リゾナーレ那須
    さまざまなアクティビティーの拠点となる「POKO POKO」。

約4万2000坪の敷地内には森があり、散歩中に野生動物が顔を出すこともあるという。そんなサプライズも用意されているのが、リゾナーレ那須の大きな魅力だ。

●星野リゾート リゾナーレ那須
TEL 050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)

1 2 3 4
ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。