オーロラの聖地イエローナイフへ

十人十色の再生の物語を呼び覚ますオーロラ。旅人も旅先も再生へと導かれるイエローナイフへ、いざ出かけよう。

Text Yuki Fukaya

十人十色の再生の物語を呼び覚ますオーロラ。旅人も旅先も再生へと導かれるイエローナイフへ、いざ出かけよう。

先住民とのつながり旅

冬の絶景を求めて イエローナイフとカナディアンロッキー 7日間

1~3日目は、イエローナイフでオーロラ観賞専用施設「オーロラビレッジ」でオーロラ観賞。地元ガイドからオーロラにまつわる伝説を聞き、伝統的な魔よけ装飾品であるドリームキャッチャーを作り、先住民文化に触れることもできる。4・5日目は、ルイーズ湖畔の古城風ホテル「フェアモント・シャトー・レイクルイーズ」で優雅な時間を。(代金:お一人様509,900円~)
© Aurora Village

オーロラはカナダの誇る美しい自然現象だ。だがその美しさに加えて、先住民たちがとても大切にしている物語がある。オーロラはこの世を去った先祖たちであり、そのゆらめきは先祖たちが幸せそうに踊る姿なのだという。そんなオーロラを先住民の家「ティーピー」から見上げるひとときは、スピリチュアルで深い体験となろう。先住民の死生観に触れ、愛する者の死の悲しみが癒やされた旅人もいるという。昼には犬ぞりやスノーシューなど、先住民の文化や暮らしを体験し、人々と自然や土地との結びつきを実感できる。先住民の家族が経営する「オーロラビレッジ」では旅人を家族として迎える伝統が引き継がれ、互いの物語に耳を傾け合う。そのあたたかなおもてなしの心に触れれば、日本とカナダ極北の地との距離感は縮まるに違いない。

●JTB
TEL 0570-070-489(旅の予約センター)
www.jtb.co.jp

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。