脱マスクを見据えた美容ケア

コロナ禍ですっかり定着したマスク生活も、もうすぐ終わりを迎える。マスクをしている顔を見慣れた今、マスクのない顔を人目にさらすのに、躊躇を覚える人もいるのではないだろうか。じっくり鏡を見て気になることがあれば、今からでも間に合う、医師による美容ケアがある。

Photo Masahiro Goda  Text Ichiko Minatoya

コロナ禍ですっかり定着したマスク生活も、もうすぐ終わりを迎える。マスクをしている顔を見慣れた今、マスクのない顔を人目にさらすのに、躊躇を覚える人もいるのではないだろうか。じっくり鏡を見て気になることがあれば、今からでも間に合う、医師による美容ケアがある。

東京美容クリニック
(左)高密度焦点式超音波によるたるみ・引き締め治療機「ウルトラフォーマーIII」。
(中)ピーリング・吸引・美容導入を行う「ハイドラフェイシャル」。
(右)腟の引き締めをはかる腟HIFU「Gold Ultra Vera」。

東京美容クリニック銀座院院長の梅田剛さんは形成外科出身で、外科的な美容治療を得意とする。

「外科的な美容は、マスク生活や在宅ワークの増加で、患者様の心理的なハードルが下がったと感じています。外科の大きなメリットは、一気に結果を出せるところですが、その分ダウンタイムはやや長い。あまり人に直接会わなくていい間にと、手術を受ける決断をなさった方が大勢いらっしゃいます。またマスク中もずっと見えている目元の印象をよりよくしたいという、二重やクマ治療などの手術件数も非常に増えています」

梅田さんの勧めるマスクを外す前に行うケアはほうれい線対策だ。

「ダウンタイムもそれほどかからないので、脱マスクケアにはお勧めです。ほうれい線へのヒアルロン酸注入や糸リフト、マスクで隠れていた口元を施術しておくと、全体の印象がより若くなります」

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。