支援の原点は、現会長兼社長の金井昭雄さんが1970年代に米国留学中、先住民居住区でのボランティアで視力検査・メガネ寄贈したことにあり、現地で満面の笑みを浮かべて感謝された経験により、メガネが生み出す力に強い衝撃を受けたそうです。
それが日本に帰国後も金井さんを動かし続け、1983年には500組のメガネとレチノスコープ(検眼鏡)を持ってタイの難民キャンプに向かいます。視力を測り、度数の合ったメガネを手にした難民の方々が「見える」「見える」と泣いて喜ぶ姿にすべての苦労が吹き飛んだそうです。
以来、難民支援活動はタイからネパール、アルメニア、アゼルバイジャンなどに広がり、視力支援を通じて人道活動を継続されています。富士メガネのビジョンである「見る喜びを国内外へ、これからも」は、SDGsの質の高い教育や健康と福祉の提供、人や国の不平等の解消に貢献しています。