明治になると城沼は人々に開放され、漁や墾田、渡し船などが営まれた。そして現在。春には美しいつつじを目当てにした行楽客が沼近隣のつつじが岡公園に集まり、初夏には沼に群生するハスの花をかき分けて進む遊覧船が運航されている。
日本一暑いまちといわれ、日照時間も長い館林。しかし、長い時を見つめ、この町の自然と文化を守ってきた城沼周辺には心なしか“青き風情”が漂っており、清涼な風がハスの葉を静かに揺らしているのだった。
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