
(右)Ring Watch パテック フィリップのなかでもめずらしいリング型ウォッチ。1912年に製作されたシークレット・ウォッチタイプの時計で、カバーにはダイヤモンドとルビーがぜいたくにちりばめられている。巻き上げや時刻合わせは6時位置のリュウズで行う。
見どころの一つは、パテック フィリップの職人がタイムピースの装飾に用いる彫金や七宝細密画、木象嵌(もくぞうがん)などの技術を実演する「希少なハンドクラフト・ルーム」。
メゾンに継承されてきた技術を理解するとともに、今回のエキシビションのために製作された希少なリミテッドエディションのハンドクラフトタイムピースを鑑賞できる。また、マスターウォッチメーカーが機械式タイムピースの内部構造を披露する「ウォッチメーカー・ルーム」、パテック フィリップの多岐にわたるムーブメントを展示する「ムーブメント・ルーム」もブランドの崇高なるモノづくりへの情熱を実感できる。

(右)Grandmaster Chime 5175R-001 瞬時日送り式永久カレンダー表示を備えた裏面文字盤。ラグに組み込まれた高度な特許取得システムにより、ケースは容易に反転させることができる。時、分、日付は、いずれの面の文字盤にも表示されていることも特筆すべき点だろう。
この機会に最愛の一本を探すのであれば、パテック フィリップ・サロンを再現した「現行コレクション・ルーム」や、大スクリーンにレマン湖の風景が投影され、リミテッドエディションのタイムピースが展示されている「ナポレオン・ルーム」、あるいはブランドの歴史的なタイムピースにフォーカスした「ミュージアム・ルーム」を訪れたい。
膨大な数のウォッチアートに触れることで、その精緻で卓越した構造と、職人の手業がもたらす圧倒的な美しさに魅了されることだろう。
時計愛好家でなくても、開催国に暮らす者として見逃すのはあまりにも惜しい「パテック フィリップ・ウォッチアート・グランド・エキシビション 東京」。パテック フィリップの偉大なるウォッチアートの世界を堪能し、実際に体感するため、ぜひ訪れてみてほしい。
●パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
TEL 03-3255-8109