コロナ問題はレストランにとって紛れもない災難だ。
しかし前代未聞のこの逆境を超えるべく挑戦し、経験を糧とする料理人たちがいる。また、年々見過ごすことができなくなっている環境問題について、食のプロの立場から切り込む料理人も登場している。
トップシェフたちはこの激動の時代、どのような思いで料理や食と対峙しているのだろうか?
食の未来と料理人 目次
※『Nile’s NILE』2021年6月号に掲載した記事をWEB用に編集し、掲載しています
それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。