有機肥料の配合を変えて作るオーダーメイド野菜

むらおかファームでは、隔離ベッド栽培を取り入れながら、トマトを中心に個性ある野菜たちを育てている。フルーツトマトから昔ながらのトマトまで、トマトのなくなる期間でも出荷できるのが強みだ。

Photo TONY TANIUCHI  Text Rie Nakajima

むらおかファームでは、隔離ベッド栽培を取り入れながら、トマトを中心に個性ある野菜たちを育てている。フルーツトマトから昔ながらのトマトまで、トマトのなくなる期間でも出荷できるのが強みだ。

むらおかファーム
特に色合いが濃くて美しい、むらおかファームの野菜。トマトは糖度の高いフルーツトマトから昔ながらの酸味の強いトマトまで作り分けることができる。手前のオクラは生で食べられる珍しいもの。

「動物性の肥料を入れると旨みが上がる、植物性だと香りがよくなる、山のものと海のものを組み合わせると旨みが増す、などと有機肥料の配合を変えて、野菜の味をある程度コントロールできるようになっています。試しながらの部分もありますが、どんな味のものを作りたいのか、自分で考えています。もちろん、お客様の要望にそった野菜も作れます!」

今、甘いトマトがトレンドだが、むらおかファームでは、糖度13.8度のフルーツトマトから、酸味が強い“昔ながらのトマト”まで栽培できる。
加えて、他の地域ではトマトができなくなる9月上旬から11月の期間も鳥取では出荷できる強みもある。

●むらおかファーム
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※『Nile’s NILE』2019年9月号に掲載した記事をWEB用に編集し、掲載しています

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