令和を食べる Ⅲ

令和を迎えた今、食材は地球規模で危機的状況にある。作る側にも食べる側にも、「令和の時代」が突き付ける課題は大きい。この状況下、料理人たちはどのように考え、どのような料理でもてなすだろうか。

令和を迎えた今、食材は地球規模で危機的状況にある。作る側にも食べる側にも、「令和の時代」が突き付ける課題は大きい。この状況下、料理人たちはどのように考え、どのような料理でもてなすだろうか。

令和を食べる Ⅲ

食の21世紀は、日本の食材が世界に注目されることから始まった。世界を股にかけて活躍する料理人が日本にやってくると、その食材の豊富さに驚き、すすんで自らの料理に取り入れる。一方で、海外に出た日本の料理人は、日本が新鮮で多彩な食材がそろう恵まれた環境であったことに気づかされるという。

令和を迎えた今、食材は地球規模で危機的状況にある。環境の変動による生態系の変化、乱獲などによる海洋資源の減少、価格の高騰といった現象に、我々は直面している。この状況をどう考えていくのか。作る側にも、食べる側にも、「令和の時代」が突きつける課題は大きい。

令和を食べる Ⅲ 目次

※『Nile’s NILE』2019年8月号に掲載した記事をWEB用に編集し、掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。