Beverage Collection

週末に楽しみたい、注目のワイン、シャンパーニュ、ウイスキーを紹介。

週末に楽しみたい、注目のワイン、シャンパーニュ、ウイスキーを紹介。

ボランジェスタイルを継承した愛好家必見の一本

BOLLINGER

BOLLINGERボトル
NV ボランジェ ピー・エヌ ティー・エックス17(700ml)18,700円

1829年からピノ・ノワールの聖地であるシャンパーニュ地方のアイ村で、家族経営を続けるグランメゾン・シャンパーニュボランジェ。創業から現在にいたるまで木樽発酵を行っている数少ないメゾンの一つで、その一貫したスタイルと安定した品質によりミシュラン星付きレストランのシェフやソムリエなど、食のプロフェッショナルやワイン愛好家から熱烈な支持を受けている。

この秋、ボランジェスタイルの要となるピノ・ノワールをフィーチャーしたワイン「NV ボランジェ ピー・エヌ ティー・エックス17」が登場。天然コルクで栓をした瓶のなかで、シャンパーニュAOPの法規制で定められた熟成期間の2倍以上という贅沢な時間をかけて熟成させている。

火入れしたアプリコット、ピーチ、エキゾチック・フルーツなどが感じられ、余韻には柑橘の皮の香りが広がる。深みがありつつも、鮮明な味わいを堪能できる一本だ。

今後ボランジェでは、“ピノ・ノワール シリーズ”として、テロワールが異なるワインを毎年発売していく予定。

●WINE TO STYLE 
TEL: 03-5413-8831  www.winetostyle.co.jp/index.cfm

高貴なシャンパーニュの血統を継ぐメゾン

VIRGINIE T.

VIRGINIE T.ボトル
シャンパン ヴィルジニー T.(750ml)11,000円

フランスのモンターニュ・ド・ランス国立自然公園の近くにあるヴェルジィ村に2ヘクタールの畑を所有し、最上級の自社ぶどうを厳選して使用したシャンパーニュを製造しているヴィルジニーT。

2008年に創業されたこのメゾンは、シャンパン テタンジェの社長であったクロード・テタンジェとパイパーエイドシックのオーナー家で、キャサリン・デ・スアレス・ダウランの娘として生まれたヴィルジニー・テタンジェによるもの。父のもとで21年間経営者として従事した後に、160年続くシャンパーニュの家系を相続し、現在は彼女の息子であるフェルディナンドとともに発展に努めている。

「 シャンパン ヴィルジニー T.」は、そんなヴィルジニーTを代表する一本。グランクリュとプルミエクリュのピノ・ノワールを中心に15の村で取れたキュヴェをアッサンブラージュし、6カ月ステンレスタンクにて熟成後瓶詰めし、5年以上の熟成を加えている。生き生きとしたクリアな味わいと、長く複雑な余韻を感じられるシャンパーニュだ。

●マーカムインターナショナル株式会社 
TEL: 03-6231-1370 marcum.co.jp

日本初上陸のアイリッシュウイスキーブランド

ROE & CO

ROE & COボトル
ROE & CO ロー アンド コー(700ml )オープン価格

世界180以上の国々で酒類ブランドを展開する英国大手酒造企業のディアジオ社の完全子会社ディアジオ ジャパンから、日本初上陸のアイリッシュウイスキーブランド「ROE & CO ロー アンド コー」が発売された。2017年以降アイルランドやアメリカなどの国々で順次展開されている商品で、品質の高さとデザインが評価されすでに数多くのアワードを受賞してる期待の一本だ。

19世紀のアイリッシュウイスキーの立役者、ジョージ・ローの逸品にインスピレーションを受け作られた「ROE & CO ロー アンド コー」は、カクテルにしてもウイスキーらしさを生かせるブレンデッド アイリッシュ ウイスキーだ。

監修にはアイルランドのバートレンドをリードする5名のバーテンダーも加わっており、ハイボールはもちろんさまざまなウイスキーカクテルとして楽しむことができる。厳選されたアイルランドの麦芽から生まれたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをバーボン樽で100%熟成させた、滑らかなブレンドが特徴だ。

●ディアジオ ジャパン お客様センター 
TEL: 0120-014-969

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。