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坂本龍一さんの本 後編

坂本龍一さん。さまざまな分野で類まれな才能を発揮していただけあって、著書もさまざまなジャンルに及ぶ。本を通して、坂本さんの生きる姿勢をたどってみよう。

坂本龍一さん。さまざまな分野で類まれな才能を発揮していただけあって、著書もさまざまなジャンルに及ぶ。本を通して、坂本さんの生きる姿勢をたどってみよう。

  • 『N/Y 坂本龍一写真集』/写真 田島一成/リトル・モア
    N/Y坂本龍一写真集
    ―――
    坂本龍一のさまざまな撮影を担当し、写真集や雑誌連載、芸術祭などでコラボレーションしてきた写真家の田島一成がニューヨークで撮り下ろした、坂本龍一と風景のミクスチュア写真集。その高い完成度からニューヨークADC賞を受賞した。
    ●『N/Y坂本龍一写真集』/写真 田島一成/リトル・モア
    ※版元品切れ
  • 『友よ、また逢おう』/坂本龍一、村上龍 著/KADOKAWA
    友よ、また逢おう
    ―――
    「坂本、オレは確かに、お前のラヴ・ソングを聴いたよ…」という村上龍の一通の手紙から始まった坂本龍一との往復書簡。ときに寂しげに、ときにユーモラスに世界を駆けめぐって交わされた50通を超える二人のやりとりを収めたドキュメント。
    ●『友よ、また逢おう』/坂本龍一、村上龍 著/KADOKAWA
    ※販売終了
  • 『SELDOMーILLEGAL 時には、違法』/山内義雄 著/KADOKAWA
    SELDOMーILLEGAL 時には、違法
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    ニューヨーク、ロサンゼルス、プエルトリコ、ロンドン、パリ、ローマ、ニューデリー、北京、香港、沖縄、東京にて、坂本龍一1年のモノローグ。高校、大学時代からYMO時代に出会った人たちとのエピソードなどを収録。
    ●『SELDOMーILLEGAL 時には、違法』/山内義雄 著/KADOKAWA
    ※販売終了
  • 『EV.Café 超進化論』/村上龍、坂本龍一 著/講談社文庫
    EV.Café 超進化論
    ―――
    1985年に発売された、村上龍・坂本龍一をホストに、6人の論客(吉本隆明、河合雅雄、浅田彰、柄谷行人、蓮實重彦、山口昌男)を招いて不可解な時代について語る鼎談連作集。当時の現代思想の核心に迫る白熱鼎談を収録。
    ●『EV.Café 超進化論』/村上龍、坂本龍一 著/講談社文庫
  • 『未来派2009』/坂本龍一、細川周平 編/本本堂
    未来派2009
    ―――
    20世紀初頭にイタリアを中心として起こった前衛芸術運動・未来派。ファシズムの台頭とともに、その勢力に吸収され色あせてしまった未来派についてビジュアルで紹介する。浅田彰の構成によるフェリックス・ガタリと坂本龍一の対談も収録。
    ●『未来派2009』/坂本龍一、細川周平 編/本本堂
    ※版元品切れ
  • 『音楽図鑑 エピキュリアン・スクールのための』/坂本龍一 編/本本堂
    音楽図鑑 エピキュリアン・スクールのための
    ―――
    坂本龍一の4枚目となるアルバム「音楽図鑑」のさまざま断片のビジュアルイメージ化を試みた一冊。YMOのビジュアルなど数々の名作ジャケットデザインで知られる奥村靫正がアートディレクションを務めている。
    ●『音楽図鑑 エピキュリアン・スクールのための』/坂本龍一 編/本本堂
    ※版元品切れ
  • 『本本堂未刊行図書目録 書物の地平線』/坂本龍一 著/朝日出版社刊
    本本堂未刊行図書目録 書物の地平線
    ―――
    坂本龍一がオーナーの出版社、本本堂の架空の図書目録。菊地信義、井上嗣也、赤瀬川原平、沼田元氣、安西水丸、細野晴臣、高松次郎、日比野克彦、奥村靫正らが参加。坂本と浅田彰、坂本・井上嗣也・菊池信義の座談会も収録。
    ●『本本堂未刊行図書目録 書物の地平線』/坂本龍一 著/朝日出版社刊
  • 『長電話』/高橋悠治、坂本龍一 著/本本堂
    長電話
    ―――
    坂本龍一自身が主宰した個人出版社・本本堂から最初に出版された、作曲家·ピアニストの高橋悠治と坂本龍一が交わす、音楽にまつわる話やたわいもない雑談など電話形式の対談集。彼らの感じたこと、考えたことがありのままの言葉でられている。
    ●『長電話』/高橋悠治、坂本龍一 著/本本堂
    ※版元品切れ
  • 『水牛楽団 休業』/浅田彰、坂本龍一 編/本本堂
    水牛楽団 休業
    ―――
    限られた人々にしか触れることのなかった水牛楽団を、熱烈ファンである坂本龍一と批評家の浅田彰が徹底解説するカセットテープが付いたカセットブック。高橋悠治、八巻美恵、浅田彰、坂本龍一のシンポジウムや浅田、坂本の対談も収録。
    ●『水牛楽団 休業』/浅田彰、坂本龍一 編/本本堂
    ※版元品切れ

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。