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パーソナルSUVで中国を走る

2011年4月、アウディは上海での自動車ショーにて「Q3」を発表。SUVのジャンルでもコンパクトで高品質、シャレたデザインが求められるようになった今、「Q3」もまた、小粋な街乗りグルマが欲しいひとに大いに注目されている。

Text Fumio Ogawa

2011年4月、アウディは上海での自動車ショーにて「Q3」を発表。SUVのジャンルでもコンパクトで高品質、シャレたデザインが求められるようになった今、「Q3」もまた、小粋な街乗りグルマが欲しいひとに大いに注目されている。

中国で売れているアウディ

  • 中国ではどんどんメガシティが誕生していて、クルマの数がどんどん増えているとの統計のとおり。都市部では渋滞も多い。 中国ではどんどんメガシティが誕生していて、クルマの数がどんどん増えているとの統計のとおり。都市部では渋滞も多い。
    中国ではどんどんメガシティが誕生していて、クルマの数がどんどん増えているとの統計のとおり。都市部では渋滞も多い。
  • 世界各国から160名のジャーナリストがQ3の中国ツアーに招かれた。大がかりな仕掛けにアウディの好調ぶりがうかがい知れる。 世界各国から160名のジャーナリストがQ3の中国ツアーに招かれた。大がかりな仕掛けにアウディの好調ぶりがうかがい知れる。
    世界各国から160名のジャーナリストがQ3の中国ツアーに招かれた。大がかりな仕掛けにアウディの好調ぶりがうかがい知れる。
  • 中国ではどんどんメガシティが誕生していて、クルマの数がどんどん増えているとの統計のとおり。都市部では渋滞も多い。
  • 世界各国から160名のジャーナリストがQ3の中国ツアーに招かれた。大がかりな仕掛けにアウディの好調ぶりがうかがい知れる。

「穿越中国之旅」と漢字のタイトルも用意された「アウディQ3トランスチャイナツアー2011」。世界各国から160人のジャーナリストを集め4つのグループを編成、20台のQ3を用意して北京から桂林までの5700kmを走破するというものだった。

中国ではツーリスト向けのレンタカーはまだないはずだし、当局は外国人旅行者がハンドルを握って、好き勝手に走りまわるのを好まない、と言われる。それをアウディでは可能にしてしまった。背景には、アウディと、アウディが属するフォルクスワーゲングループが、北京と長春で1991年から自動車生産を始めているという、良好な関係も影響していそうだ。

アウディではA6の中国仕様であるA6L(ロングホイールベース)、同じようなA4L、そしてSUVのQ5を生産しており、すでに100万台を突破。さらに「この先3年で100万台上乗せする」と鼻息が荒い。長春工場でそのことを話してくれたのは、中国での合弁会社FAW-VW(一汽フォルクスワーゲン)アウディ事業部マネージング・ダイレクターのドミニク・ベッシュ氏。2010年9月までアウディジャパンの代表取締役社長を務め、日本での業績を伸ばしたフランス人だ。

中国では海外生産のアウディ各車も輸入販売されており、街ではA8やR8など新しいモデルも見かける。中国が世界貿易機構(WTO)に加盟してから、かつて300%ともいわれた関税率が10%台に落ち着いている背景もあり、中国の空港にはA1の大きなポスターが張り出されている。我われ日本から訪れたチームのQ3試乗は深蝨ウがスタートだったが、そこでも多くの通行人がデジカメでクルマを撮影していた。早くも話題性は充分にあるということか。

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。