東京からわずか3時間半のフライトで、ミクロネシアの海に浮かぶ、常夏の島グアムに着く。沖縄の面積のほぼ半分、南北約50㎞というのも沖縄の半分。内陸部の濃密な緑と白浜、青くきらめく海といった情景も似ているが、米国の準州であるゆえのアメリカンな雰囲気と、地元チャモロ人が独特の風土を感じさせる。
リゾートホテルの多くは島の北側、緩やかな弧を描くタモン湾に沿って点在。絶景の恋人岬に近い湾の北側にラグジュアリー系の新しいホテルが増え、通りも鮮やかな色合いの店が並ぶちょっと南欧風の瀟洒なたたずまいを見せている。その中で星砂の浜に続くビーチフロントに立地するのが、ウェスティンリゾート グアムだ。ゲストのウェルビーイングのための「Sleep Well」「Eat Well」「Move Well」を提唱し、そのための設備やサービスが充実している。
430室の客室には最高の寝心地を誇るヘブンリー(天国のような)ベッドを備え、日本食をはじめ東西のグルメが味わえる6軒のレストランやカフェ、24時間オープンのフィットネスジム、遊びが充実したキッズクラブ、休暇中でも効率的なリモートワークに対応する設備と施設などの他、プールやビーチでの多彩なアクティビティーも用意している。また、プールサイドに続くビーチフロントヴィラ6戸は、2室の寝室と2つの浴室、居間、キッチンを備えたぜいたくな造り。広々した専用のウッドデッキがあり、ファミリーでのバーベキューが人気だ。
21階にはグアム最大のクラブラウンジがあり、展望と共に朝食やカクテル、軽食が自由に楽しめる。アジア系のゲストが多いグアムのホテルにあって、ここのクラブラウンジは米国人の姿が多いのも特徴だ。チャモロ・タッチのスナックを片手にトロピカルなカクテルを傾ける。夕焼けに染まるタモン湾のパノラマを満喫しながら、思わずグアムの語源「グアハン」が意味する、ここにすべてある……とつぶやいていた。

