若さへの期待「セノリティクス理論」

堂島ライフケアクリニックの佐藤守仁院長は、20年以上救急医療専門医として勤務する中で、保険診療がゆえの高い壁を感じていた。そんな時、抗加齢医学に出会い衝撃を受け、より根本的かつ予防医学的な治療法を追求するべく、抗加齢医学の道へ進む。
現在世界中で研究の進むエイジングケア、さらにますます期待値が高まっている老化細胞を除去するという「セノリティクス」について、佐藤先生に話をうかがった。

Photo Satoru Seki  Text Nile’s NILE

堂島ライフケアクリニックの佐藤守仁院長は、20年以上救急医療専門医として勤務する中で、保険診療がゆえの高い壁を感じていた。そんな時、抗加齢医学に出会い衝撃を受け、より根本的かつ予防医学的な治療法を追求するべく、抗加齢医学の道へ進む。
現在世界中で研究の進むエイジングケア、さらにますます期待値が高まっている老化細胞を除去するという「セノリティクス」について、佐藤先生に話をうかがった。

  • 若さへの期待「セノリティクス理論」、エイジングケア
    そがセントラルクリニックでは「NMN点滴」も実施。幹細胞培養上清液と組み合わせて点滴することもできる。 丁寧にヒアリングし、それぞれに合わせた施術を行ってくれるので安心だ。
  • 若さへの期待「セノリティクス理論」、エイジングケア
    成長因子(サイトカイン)やエクソソームなどの有効成分を多数含む臍帯由来ヒト幹細胞培養上清液。 皮膚・血管再生、肝機能障害改善、老化防止など、多くの効果が期待できる。

40代の状態を持続できるのが理想
佐藤先生は、エイジングケアについて、「セノリティクスなどを取り入れることで、何歳になってもある程度若返る可能性が近づいている」と述べた。
「将来的には80代が10代に戻ることは難しいかもしれませんが、例えば40代で老化を食い止め、その後もずっと40代でいられるようなケアが実現するかもしれません。」

通常、50代くらいからホルモンの変化による体や外見の衰えを感じることが多いが、佐藤先生はできれば老化現象が始まる前に抗加齢のトリートメントを始め、40代前半の体調を長く維持することを理想と考えている。
肌の変化が身体のサインであることを指摘し、シミやシワが出始めたらその兆候に注意を払い、食事や運動の改善に加え、スキンケアやサプリメントを取り入れることで若さを保つことができると述べている。

体と外見と心が健康であること
佐藤先生によれば、老化は体、心、外見の三つの側面が結びついている。外見の若返りが心を元気にし、気分が向上するとストレスが減り、交感神経の緊張が和らぎ、全体的な体調が良くなる。このエイジングケアは遅すぎることはなく、未来の自分のために今から始めるべきだとしている。

最近、佐藤先生はセノリティクス理論を応用した美容液を試してみたそうで、肌がやわらかくなって、なんだか気持ちが若返った気がした、と笑顔で語ってくださった。

若さへの期待「セノリティクス理論」、エイジングケア
「Hydrafacial」(右)や「Lumenis®」(左)など多数の最新機器を導入。そがセントラルクリニックでは、ライフステージに合わせた幅広いメニューを用意している。
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ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。