40代の状態を持続できるのが理想
佐藤先生は、エイジングケアについて、「セノリティクスなどを取り入れることで、何歳になってもある程度若返る可能性が近づいている」と述べた。
「将来的には80代が10代に戻ることは難しいかもしれませんが、例えば40代で老化を食い止め、その後もずっと40代でいられるようなケアが実現するかもしれません。」
通常、50代くらいからホルモンの変化による体や外見の衰えを感じることが多いが、佐藤先生はできれば老化現象が始まる前に抗加齢のトリートメントを始め、40代前半の体調を長く維持することを理想と考えている。
肌の変化が身体のサインであることを指摘し、シミやシワが出始めたらその兆候に注意を払い、食事や運動の改善に加え、スキンケアやサプリメントを取り入れることで若さを保つことができると述べている。
体と外見と心が健康であること
佐藤先生によれば、老化は体、心、外見の三つの側面が結びついている。外見の若返りが心を元気にし、気分が向上するとストレスが減り、交感神経の緊張が和らぎ、全体的な体調が良くなる。このエイジングケアは遅すぎることはなく、未来の自分のために今から始めるべきだとしている。
最近、佐藤先生はセノリティクス理論を応用した美容液を試してみたそうで、肌がやわらかくなって、なんだか気持ちが若返った気がした、と笑顔で語ってくださった。
若さへの期待「セノリティクス理論」
堂島ライフケアクリニックの佐藤守仁院長は、20年以上救急医療専門医として勤務する中で、保険診療がゆえの高い壁を感じていた。そんな時、抗加齢医学に出会い衝撃を受け、より根本的かつ予防医学的な治療法を追求するべく、抗加齢医学の道へ進む。
現在世界中で研究の進むエイジングケア、さらにますます期待値が高まっている老化細胞を除去するという「セノリティクス」について、佐藤先生に話をうかがった。
堂島ライフケアクリニックの佐藤守仁院長は、20年以上救急医療専門医として勤務する中で、保険診療がゆえの高い壁を感じていた。そんな時、抗加齢医学に出会い衝撃を受け、より根本的かつ予防医学的な治療法を追求するべく、抗加齢医学の道へ進む。
現在世界中で研究の進むエイジングケア、さらにますます期待値が高まっている老化細胞を除去するという「セノリティクス」について、佐藤先生に話をうかがった。
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