2022年7月、緑豊かで落ち着いた東京・南青山の一角に、介護付き有料老人ホーム「プレザンリュクス南青山」が誕生した。ホテルのように洗練された空間と、上質なおもてなしで入居者を迎える、これまでにない介護施設だ。
「一人ひとり異なるこれまでのライフスタイルを変えることなく継続しながら、これまで以上に安心で楽しく豊かな暮らしを提供したい」と話すのは、支配人の櫻井浩幸氏。ホテル業界において長年の経験を積んできた櫻井氏が支配人を務めることそのものが新たな挑戦であり、まさにこの施設の在り方を体現している。
まずうれしいのは、食事や入浴の時間が自由に選べる点だ。多くの介護施設のように全体でそろえて時間を定めるのではなく、入居者一人ひとりが希望する暮らしのリズムに対応。また外出も自由にでき、支援や介護が必要な場合はスタッフが付き添う。ちょっとした散歩からショッピングや習い事、さらにはスポーツ観戦や美術館訪問など、これまで一人ではできないと諦めていたようなことも実現できるようになるだろう。
そんな自分らしい暮らしをかなえてもらうためのサポートとして、ホテルと同様のコンシェルジュサービスを提供。たとえば日常の買い物代行や友人と食事をする際の店の手配、観劇のチケット予約など、幅広い要望に応える体制を整えている。