最新のヘルスケア業界で、健康寿命の延伸にもっとも影響を及ぼす食品と注目を浴びているのは、糖質や脂質の摂りすぎよりも、摂取量の減少が問題な全粒穀物だ。100年以上の歴史を持つ化学会社TEIJINの、長年のヘルスケア事業から生まれたNOMON。全世界的に研究が進むNMNを含有するサプリメント「ナダルタス」などを提供してきたこの会社が、次に世に送り出したのは、この全粒穀物を手軽に、継続して摂れる「THE BARLEY」だ。
その商品開発に取り組む長島知沙さんは、昨今の糖質制限の誤解を指摘する。
「最新の研究では、実は主食の価値が大きく見直されているのです。全粒穀物は、白米などの精白穀物に比べ食物繊維、ビタミン、ミネラル、有用な物質を豊富に含んでいます。全粒穀物は主食としてコンスタントに摂ることができるのが、生活習慣対策の改善につながる大きなメリットです」
そこでNOMONが着目したのが、全粒穀物の一つであるスーパー大麦・バーリーマックス。一般の大麦に比べて2倍の総食物繊維と4倍の「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」を含むスーパーフードだ。
このバーリーマックスを日常の食生活に取り入れることにより、身体の環境を整え、健康寿命の延伸に繋げたい―その想いでNOMONが今回開発したのが、バーリーマックスが1袋に240g入った新商品「THE BARLEY」である。
「雑穀の中でも特に食物繊維量が多く、玄米の約7倍。食物繊維以外にも鉄分や亜鉛も豊富です。少量で健康づくりに必要な栄養素を毎日手軽に摂れるのが特徴です」 と長島さん。
食物繊維が豊富な炭水化物なので、糖質の吸収が穏やか。身体に負担をかけにくい。しかし、全粒穀物には玄米や五穀米、オートミールのように、よく知られたものがあるが、調理の手間や、ぼそぼそしていて食べにくい、おいしくないといったデメリットが付きまとう。
「『THE BARLEY』は、嚙むほどに甘みと旨味が出る、おいしいから食べ続けたくなる全粒穀物です。調理も簡単で、例えば普通の白米に足していつも通り炊く、15分ほど茹でて煮麦にしておく、それだけです。煮麦は小分けして冷蔵・冷凍保存が可能です。プチプチとした食感と旨味を加える食材として、さまざまな料理にご活用いただけます」
効果を実感するには、まず20日程度継続して食べてほしいという長島さん。効果が実感できれば、あとは「おいしいからつい食べてしまう」という、楽しい健康づくりのフェーズに入れる。
その軌道に自然に乗れるよう、NOMONでは一日の推奨摂取量12gを20日分でワンパック×3をセットにした。
「一袋240gなので、20日で空になれば、推奨摂取量をクリアしているとわかります。このわかりやすさが、継続にとって大事なのです」
おいしく手軽に食べて、それが結果的につながる「THE BARLEY」。生活習慣対策で最も難しい継続性の維持を、我慢ではなく食べる喜びに変えてくれる。
●NOMON TEL0120-500-909
※『Nile’s NILE』2022年1月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています