
楽天の三木谷浩史会長兼社長(59)は4日、自身のX(旧ツイッター)で、現在国会で議論されている所得制限のない高校授業料無償化について私見を述べた。
三木谷氏は「マジで私立高校まで無料化する意味がわからん」と端的に投稿。昨年12月、自民党・公明党・日本維新の会の3党が高校授業料の無償化を優先的に議論し、結論を出す方針を決めた際にも意見を表明していた。
彼は「なんでも無償化や補助金をばら撒けばよいというものではない」とした上で、「無償化や補助金は将来、国民や若者が税金として負担することになる。無責任なばら撒きが続くことで、日本の個人所得は隣国にも抜かれ、経済の衰退を招いている」と指摘した。