
橋本環奈が主演を務めるNHK朝ドラ『おむすび』の第86話が2月3日に放送された。物語は終盤に差し掛かり、新キャストも発表されたが、視聴者の間で困惑が広がっている。
問題となったのは、橋本演じる主人公が管理栄養士の資格取得の過程がほぼ描かれず、第86話の冒頭で突然試験合格がナレーションで報告された点だ。これに対し、「成長過程をもっと丁寧に描いてほしい」「いきなりすぎる」といった批判の声が多く寄せられた。
関係者によると、橋本の多忙なスケジュールが影響している可能性があるものの、主人公の成長を描くことが朝ドラの醍醐味であり、省略の多い演出は“手抜き”と受け取られかねないと指摘されている。
視聴率も低迷しており、1月下旬の放送回はすべて12%台にとどまった。このままでは朝ドラ史上最低視聴率を更新する可能性もある。さらに、『週刊文春』による制作現場のパワハラ報道もあり、作品の評価に影を落としている。こうした状況のなか、2025年は橋本環奈にとって重要な年となりそうだ。