サンゴ礁に囲まれた白砂のシギラビーチは抜群の透明度。海には100種類以上の熱帯魚が泳ぎ、ウミガメに遭遇できることもある。 澄み渡る青い空を見上げ、ボートで遊ぶ。海では美しいサンゴ礁を眺めながら、カラフルな熱帯魚と泳ぐことができる。
ジェットスキーやフライボードなどのマリンアクティビティーに興ずるのもいいだろう。宮古島と来間(くりま)島をつなぐ全長1690mの来間大橋のドライブでも、与那覇前浜ビーチの絶景を眺めることができる。
来間島は、おしゃれなカフェや雑貨店もある、観光客にも人気のスポットだ。来間島の高台にある竜宮城展望台から、はるかに続く宮古ブルーの海を見渡すこともできる。
自然の造形を生かしたイムギャーマリンガーデンは、宮古島南部にある海浜公園。 南の島ならではの植物が生い茂る丘から、遠くにきらめく海までを一望。
川のない宮古島で、人々の生活を支えてきたのが地下水だ。集落に近い雑木林には随所にウリガーと呼ばれる洞井があり、中には穏やかに澄んだ湧き水の泉がある。そばには命の水をもたらす地を神聖な場所としてたたえた御嶽(うたき)があり、自然に感謝して生きる人々の暮らしを垣間見ることができるのも興味深い。
宮古島には、ほかにも巨岩がゴロゴロと転がる海に、全長約2kmにわたって細長い岬が延びる東平安名崎(ひがしへんなざき)や、断崖絶壁の三角点、日本のグレートバリアリーフと呼ばれる八重干瀬の日本最大級のサンゴ礁など、大自然の驚異を感じさせてくれるダイナミックな絶景が数多く存在している。