1200年以上の歴史を持つ京都市下京区で、近年、変貌を遂げているのが、開発が進む京都駅西エリアだ。緑の少ない都心部に緑の拠点を創出するために開設された梅小路公園と、園内にある京都水族館や京都鉄道博物館、ホテル、京都市中央卸売市場などのにぎわいがあるなかに、レンタルラボラトリーやレンタルオフィス、コンベンションホールを中心とする京都リサーチパークがオープン。現在では520組織6000人の産業集積地となっている。
商店街の空き店舗を始め、中央卸売市場場外の倉庫や事務所を利用した若手アーティストの工房も増えつつあり、週末には各地でアートイベントが催されるなど、クリエーティブタウンとしても注目される。街づくりの一環として、フードマーケットやクリスマスマーケット、音楽会なども定期的に開催。新旧が融合する、ニューヨークのブルックリンやロンドンのショーディッチにも似た個性豊かな創造的な空気が流れる地域だ。
また、このエリアは「都市再生緊急整備地域」に近接しており、「京都駅西部エリア活性化将来構想」の区域内にある。京都中央郵便局の建て替えや、中央卸売市場の新棟を建設が予定されるなど、未来に期待できる場所となっている。
進化を続けるこの京都駅西エリアのなかでも京都駅までわずか2駅、散歩がてら歩くこともできるJR丹波口駅前に計画されているのが、総271邸・全6棟で構成される(仮称)京都下京区駅前最大級(※1)プロジェクトだ。
下京区では1995年以降145物件の新築分譲マンションが販売されているが、総250戸以上の供給は初めて。さらに駅から徒歩2分以内となると、京都市では9年前に1軒あったのみとかなり希少だ。