みずうみワーケーション賛歌

鳥取県のほぼ中央に位置する湯梨浜町。東郷湖の周りには豊かな自然が広がり、全国でもめずらしい湖底から湧き出る温泉もある。ここで「みずうみワーケーション」をしてみよう。

鳥取県のほぼ中央に位置する湯梨浜町。東郷湖の周りには豊かな自然が広がり、全国でもめずらしい湖底から湧き出る温泉もある。ここで「みずうみワーケーション」をしてみよう。

東郷湖

長引くコロナ禍によって、広く普及したものといえばテレワークだろう。進化し続けるネットワーク環境を活用すれば、人の多い場所を避けて自宅でも仕事はできる。ならば、自宅でなく、都市から離れ自然に囲まれた地であってもテレワークであれば同じこと。それがワーケーションの広がりにもつながったといえるだろう。ワークとバケーションを一つに、という発想だ。
 
鳥取県のほぼ中央に位置し、日本海を望む湯梨浜町は、独自の「みずうみワーケーション」を提唱している。「みずうみ」とは、この町のシンボルともいえる東郷湖だ。朝日に光り、夕日に映え、月を浮かべる、きれいな水景色。日本海とつながる汽水湖ならではの生き物たちも元気。湖畔に趣のある宿が集まり、拠点となる。およそ12kmの湖周の道は、ウォーキングやランニングには絶好だ。さらに、山里が楽しめ、浜辺で遊べる。何よりの人気は、全国でもめずらしい湖底から湧き出る温泉だ。

リモート会議
本社のスタッフとリモート会議。携帯電話とパソコンを持ち込めば、どこにいても、そこが今日のマイデスクになる。

ひと言でワーケーションといっても、さまざまなスタイルがあるだろう。2022年に実施された三つの例を挙げてみよう。

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。