ライトが提唱した有機的建築とは、周囲の自然や環境に溶け込むと同時に、住み手の感性も満足させるようデザインされた建築のこと。ライトは貝殻を自然界に存在する家の例に挙げ、無駄なく環境に適合し、流行とは関係なく時を経ても美しさを備えている、これこそが偉大な建築様式だと弟子たちに教えた。そして、「普遍的な形である自然の姿に学び、建物が環境と溶け合いながら、住む人にもフィットするようにデザインすること」の重要性を唱え続けたという。
その思いを受け継ぐオーガニックハウス®では、自然に抱かれているような居心地の良さを毎日の暮らしのなかで感じられる住まいを提案。街並みや環境に溶け込み、伸びやかに広がる水平ラインや、流れるようにつながるドラマチックな空間構成、常に屋外とのつながりが感じられる開放感がありながらヒューマンスケール(人体サイズ)に基づいた落ち着ける室内。光と影の表情が美しい自然光の取り入れ方、適材適所な素材の使い分けなどにより、安らぎのある真に心地良い住まいを生み出している。単に美しく見せるだけでなく、機能性も兼ね備えた装飾は、建物全体がひとつの生命体であるかのような一体化をもたらし、そこにはライトの建築における普遍の真髄が息づいている。すべてのオーナーには、その揺るぎない価値の証しとして、邸宅ごとに付与される固有のシリアルナンバーを記したオーナーズプレートと認定証が進呈される。