あらゆる家具や家電の中で、テレビのデザインに物足りなさを感じたことはないだろうか。ただしそれは、ある意味でしかたのないことだと考えられていただろう。テレビの中心はモニターであり、それを変えることはできないからだ。
この概念を覆し、今、世界で注目を集めているのが、1925年にデンマークで創業したデザインオーディオの先駆け的ブランド「バング & オルフセン」のBeovision Harmonyである。オフのときや音楽再生中には画面がフロア近くまで下降し、オーク材やアルミニウムの美しいフロントカバーの背後に収まっている。モニターの大部分が隠れているため、一見してテレビには思えないほどだ。そしていざテレビの電源を入れると、ショータイムがスタート。フロントカバーがスムーズな動きで左右に展開し、大画面が浮かび上がる。
まるでシネマの幕が開くような高揚感に包まれていると、バング & オルフセンの本懐ともいうべき「音」に圧倒される。クリアな音声と力強いニュアンス、そして脳髄に訴えかけるような繊細な表現力を持つ、臨場感あふれる3チャンネルのステレオサウンド。インテリジェントなサラウンドプロセッサーも内蔵し、スマートフォンのアプリやリモートコントロールで操作できるバング & オルフセンの最新スピーカー、Beolabを接続すると、まさに身も心も包み込むような、究極のシネマ体験が楽しめる。
4Kモデルではすでに65型、77型が販売されていたが、需要の高まりに応じて、この度新たに83型が登場。部屋やシチュエーションにベストフィットする一台を導入できる。
展開するデザインのテレビと、これまでにない臨場感が生み出す、バング & オルフセンならではの魔法のような世界観。これを手軽に体感できるのが、3月にオープンした表参道ヒルズ本館1階の「バング & オルフセン 表参道店」だ。金属を極力使用せず、デンマークの木製家具を採用したミニマルな空間が、機能美を極めた商品の美しさを引き立てている。特筆すべきは、ガラスのドアを配した完全プライベートのシアタールームでBeovision Harmony 77型とBeolab 90(フロントスピーカー)、そしてBeolab 50(リアスピーカー)を組み合わせたセットアップを体験できること。最高級のコンビネーションが生み出すこれまでにない感動を味わえる。
また、テレビや大型スピーカーのハイエンドモデルを対象に、オリジナルのカラーや素材、刻印を使用したカスタマイズ製品をオーダーすることも可能。スタッフと相談しながら、バング & オルフセンの職人と製品を作り上げていく、ここだけの楽しみ方が可能だ。
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