タオルケットは昭和の日本生まれということをご存じだろうか。「タオルケット」という言葉は実は英語にはなく、「タオル」と「ブランケット」を組み合わせた和製英語だ。
そんなタオルケットの基礎を今治で作ったといわれる老舗・藤高タオルの令和版タオルケットが、ワッフルケットとテディケットだ。どちらも中空糸という、内部にストロー状の空洞を作った綿糸を用い、驚くほどの軽量化を実現している。
ワッフルケットは、パイル織りよりも軽いワッフル織りを採用することにより、わずか800gという軽さを実現。ハチの巣形状のブライトン織りというワッフル織りを採り入れたことにより、引っかかりにくく、柔らかで上質な肌触りになっている。
テディケットは、まるでテディベアに抱きしめられるような、ふんわり柔らかなタオルケット。通常の1.5倍の長さのバイルをボリュームたっぷりと織り上げているのに、同じボリュームで通常1.5㎏のところを1kg以下に軽量化。空気を含みやすく冬でも毛布替わりに使える、オールシーズンタイプとなっている。
まだまだ寝苦しい日々が続いているが、寝具の見直しを図り、より上質な眠りを追求してみてはいかがだろうか。
●藤高タオル 銀座 TEL:03-6278-8852
※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています