アベノミクスや少子高齢化を背景に、人材の不足が叫ばれる日本。さらに日本企業の海外進出や外資系企業の日本展開も盛んに行われる今、英語が堪能なバイリンガル、かつ仕事ができるスペシャリストの採用となると、良い人材に巡り合うことはなかなか困難だ。
一方で、そういった能力のある者にとっては、自分に最適な企業により良い条件で採用される絶好のチャンスでもある。
「ロバート・ウォルターズ・ジャパン」は、そんなバイリンガル・スペシャリストに特化した人材紹介サービス企業だ。1985年にロンドンで創業し、現在では世界24カ国にオフィスを構えてグローバルに事業を展開する。日本では2000年に東京オフィス、2007年に大阪オフィスを設立。以来、外資系人材紹介会社のパイオニアとして、日本の転職市場にさまざまな変革をもたらしてきた。
社長であるデイビッド・スワン氏は言う。「今の日本で優れた人材を確保することはとても難しい。我が社は、専門チーム体制を組むことでそれを可能にしています」
同社では金融、IT、セールスなど業界ごとに全26のチームを組み、コンサルティングを行っている。チームを構成するのは、それぞれの業界に精通した専門家たちだ。
「履歴書は、その人の一部分でしかありません。面談して初めてその人自身が見えてきます」と、コンサルタントによる面談の重要性を説くスワン氏。コンサルタント自身が業界の仕事内容についてよく分かっているからこそ、一人ひとりの経歴をより深く理解し、能力を判断し、最適な企業を紹介できるというわけだ。また、企業と候補者を一人のコンサルタントが担当するため、両者のニーズや適性をより確実に見極めることが可能になっている。
同社が取り扱う職種は一般社員から幹部職まで幅広いが、中心となるのはマネジャークラスの中間層。このクラスの採用活動では、ヘッドハンティングも人材確保の手段の一つだという。人材情報に対する同社の自信の証しとも言えるだろう。
さらに同社の制度にも、最適なマッチングを生むための秘策がある。実は多くの人材紹介会社ではインセンティブ制が採用されているため、良い人材を一人の担当者が囲い込んでしまうという弊害も多いと聞く。対して同社ではチーム制を前提に、ときにはチームをまたいで人材情報が共有される。マッチングの機会がさらに高まるというわけだ。
来年、日本進出15周年を迎えるロバート・ウォルターズ・ジャパン。今後は、さらに広がるであろう日系企業のグローバル展開に、より力を入れていきたいという。
もしあなたの会社がバイリンガル・スペシャリストを採用したいと思ったら。あるいは、もしあなたが英語を武器により能力を活用したいと思ったら。そんなときはロバート・ウォルターズ・ジャパンの扉をたたいてみて欲しい。必ず力になってくれるはずだ。
●ロバート・ウォルターズ・ジャパン 東京オフィス
TEL 03-4570-1500
※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています