豊かな自然環境と、東京から新幹線で約1時間という利便性の高さから、日本屈指の別荘地として根強い人気を誇る軽井沢。コロナ禍で広まったリモートワークの拠点としても、改めて注目を集めている。そんな軽井沢の別荘発祥エリアである愛宕山の麓に、新たな別荘のスタイルを提案する「旧軽愛宕 Club Orbit」が誕生した。
何よりもの特徴は、3棟のヴィラとクラブハウスのすべてが使用できる「ホールシェア・リゾート」である点。これまで、1棟の別荘を数組でシェアする「タイムシェア別荘」はあったものの、複数の別荘を人数やシーンに合わせて自由に選べるシステムは日本で初めて。約1.5haの広大な敷地には、個性的な3棟のヴィラとクラブハウスが並び、ドッグランや芝生広場、グランピングスペースなどのアクティビティースペースも充実。クラブハウス内にはトレーニングマシンや大画面シアター、カラオケ、ダーツも用意され、そのすべてを利用することで極上のリゾートライフを楽しむことができる。
さらにうれしいのは充実したサービスで、クラブハウスにはコンシェルジュがスタンバイ。買い物の代行、BBQの火起こし、食事の片付け、ケータリングの手配など、多様な要望に応えてくれる。もちろん、調理器具や食器、アメニティー、リネン類などもあらかじめ準備され、自らが所有する別荘ながらホテルのように過ごせるのだ。個人で別荘を持つと、建物の維持、寒冷地ならではのメンテナンスなどがどうしても必要になるが、それらの手間・費用が不要である点も大きなメリットと言えるだろう。
そして特筆すべきは、3棟のヴィラとクラブハウスのそれぞれ異なる個性に満ちたインテリアだ。建築家をあえて変えることで空間の印象に変化をつけ、訪れるたびに新鮮な気分で楽しめるよう設計。どの部屋にも木材や石材、タイル、左官材といった上質な素材をふんだんに採用することで、ぬくもりが感じられるモダンな空間をかなえている。
素材だけでなく設備も一つひとつ吟味。特にキッチンは、ドイツのキッチンブランドとして知られるアルミルモをセレクトしている。ドイツブランドならではの優れた機能性とデザイン性を兼ね備えた最高級のキッチンは、ハイクラスな住宅を中心に定評があり、資産の付加価値向上にも大きく貢献するもの。機能面からから見てもデザイン面から見ても、別荘のキッチンでここまで上質なものはめずらしいだろう。
また、トリプルサッシの採用により気密性・断熱性を確保し、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように。24時間換気システムの導入や湿気対策を行うほか、床暖房や薪ストーブも完備。年間を通じて快適に過ごせるよう配慮している。
3棟あるヴィラの中でも最も大きい「アルザス」は、二つのベッドルームと和室、ロフトで12名程度が宿泊でき、複数の家族や友人とにぎやかに過ごせる。約130㎡ものリビングダイニングは、BBQができるデッキテラスに続く。ファミリーヴィラの「バルビゾン」は、親子や三世代などの家族で過ごすのに最適。暖炉を囲むようにベンチソファを設けたデッキテラスは、アウトドアリビングとして楽しむことができる。そして「シャモニー」は、少人数で静かに過ごしたいときに使いやすいヴィラ。
とはいえ6名程度の宿泊が可能なので、人数が増えてもゆったりと快適にくつろげる。どのヴィラからも自然豊かな景観が望めるが、特に「シャモニー」は谷に向かってデッキテラスがせり出しているので、見事な緑景が楽しめる。このような充実の施設、サービスだからこそ、法人で所有権を持つオーナーも少なくない。会社のイベントやゴルフコンペなど大人数で訪れる場合、3棟のヴィラをすべて予約することもでき、クラブハウスは大規模なパーティーにも対応する。
所有権は72組に限定され、購入すれば年間15泊は利用可能。夏季や年末年始などのハイシーズンはオーナー全員が平等に利用できるシステムも設けているため、予約が困難ということはない。
これまでにない新たなスタイルの「ホールシェア・リゾート」。あらゆるものがそろう別荘で、極上のリゾートライフを楽しんでほしい。
●アセンドホーム
TEL0120-115-770
●アルミルモ 南青山ショールーム
TEL03-6451-1473
※『Nile’s NILE』2020年2月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています