現在は、アレサンドラ・バルデレスチ氏、ナサリー・デヴェッツ氏といったイタリアの著名なプロダクトデザイナーを起用し、斬新でスタイリッシュなメタルファニチャー「Collection」を展開。2019年のミラノ・サローネ出展を機に、その洗練されたデザインと、金属の新たな可能性を秘めた唯一無二の存在感で、世界的に高い注目を集めている。
華やかで精密な加工を施した鉄、真鍮、銅などの金属の無垢材を主役にしたメタルファニチャーは、全て職人の手作業による加工仕上げが施されており、ソリッドな素材感の中にも、職人の手作業の温もりが感じられる。イタリア語で“潮の流れ”を意味する「MAREA(マレア)」は、職人が加工を施した後に酸化を経て、金属の表面に現れた、水墨画を彷彿とさせる優美な水彩模様が特徴。潮の流れのような「時の流れ」の形跡が重なり合い、ドラマチックなアートピースのごとき仕上がりだ。
質実剛健とラグジュアリーが両立するデカステッリのメタルファニチャーで、住空間のアップグレードを図ってみてはいかがだろうか。
※『Nile’s NILE』2020年10月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています