好きなことをして、自由気ままに遊んで過ごす時間を手にする、そこにこそ今まで遮二無二仕事をし、社会に貢献してきたシニアがこれからを生きる醍醐味があるのではないだろうか。奇く しくもホイジンガというオランダの歴史学者が著書『ホモ・ルーデンス』の中でこう記している。
「遊ぶから人間だ」――。 逆に言えば、シニアが目指す人間らしい暮らしは、遊んでこそ得られるものだ、ということ。「ラビドール御宿」は、そんなシニアライフを堪能できる理想的な舞台である。
何よりも環境がすばらしい! 東京駅よりJR外房線特急で約80分と、都心に意外と近い。しかも国定公園に指定される美しい海岸線を持ち、温暖な気候と里山の自然に恵まれた、古くからのリゾート地だ。駅からレジデンスまで、海辺をまわり車で走るわずか数分の間に、陽光を受けて光る蘇そ 鉄てつの並木道や、2㎞にわたって続く白い砂浜、別荘の瀟洒な家並みなどを見やるうちに、現実世界からどんどん遊離していくよう。居住者の中には、「最初は週末や長い休暇を過ごすセカンドハウスとして利用し、時期を見て終ついの住処とする」人も多いそうだ。
特筆すべきは、暮らしを豊かに彩る〝仕掛け〟が充実していること。何しろ約1万坪の敷地の3分の2が庭園なので、春になれば〝桜の園〟でお花見まで楽しめるのだ。また部屋にいながらにして、窓からの爽やかな風と暖かな日差しを身に受けながら、緑豊かな庭園とその向こうに広がる里山、房総の海が織り成す景色を眺めて過ごせる。日々、絵に描いたような「自然とともにある暮らし」を満喫できる。
加えて、趣味三昧の時間をサポートしてもらえる。例えばライブラリーで静かに本を読む、本格的な音響設備が整ったホールで楽器を奏でたり、合唱をしたり、茶室で心静かにお点前を、20畳の和室で囲碁を打つ、アトリエで絵を描く、陶芸をする……文化的な趣味を心から堪能できる。一方で、スポーツ系の趣味への対応もバッチリ。ジムやプールで体を鍛えるもよし、テニスコートで汗を流すもよし、近隣のゴルフ場で年間10回行われるラビドールゴルフ会(有料)への参加や、友人を招いてコースを回るもよし、リゾートホテルで多彩なアクティビティーを利用する感覚で楽しめる。
ラビドール内の同好会や御宿町のサークルなどに参加すれば、アクティビティーの幅はいっそう広がるだろう。
もちろんアクティブライフだけではなく、シニアの健康を守るメディカルサポートは、ラビドール御宿の同一法人が運営する財団付属診療所が敷地内に併設され、鴨川市にある亀田総合病院の医療支援も心強い。
また、介護が必要になった場合は親身な生涯ケアサポートを提供する。
シニアの願いは、「自分の好きなことをして今を楽しく生き、かつ必要な医療サポートを受けながら、元気に長生きする」こと。ラビドール御宿はその気持ちに応える、老人ホームの枠を超えた「自由」を提供する。
※『Nile’s NILE』2020年4月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています