世界に一つだけのキッチン

28年にわたり、オンリーワンにこだわった完全オーダーメイドのキッチンを提案するインターテック。暮らしや食が多様化する今、求められるのは、他にはない自分仕様のキッチンだ。

Text Kiyo Sato

28年にわたり、オンリーワンにこだわった完全オーダーメイドのキッチンを提案するインターテック。暮らしや食が多様化する今、求められるのは、他にはない自分仕様のキッチンだ。

ダイニングとの間に段差を設けたキッチン
ダイニングとの間に段差を設けたキッチンは、木、石、タイルなど異素材を組み合わせながらも住まい全体に溶け込むデザイン。

かつて薄暗く寒い場所に追いやられ、快適さとはほど遠かったキッチン。住まいやライフスタイルの多様化とともに、キッチンも進化を遂げ、今や単に料理を作るだけではなく、リビングやダイニングと一体化した家族が集うくつろぎの場になった。オープンな間取りで求められるのは、デザイン性にこだわった“見せるキッチン”。形状やサイズ、天板、面材、取っ手といったパーツの一つひとつから設備機器に至るまで、全てを自分好みに決められるオーダーキッチンなら、機能性はもちろん、インテリアと調和した美しいキッチンが実現できる。

多様な顧客のニーズを反映しながら、住まいや暮らしに合わせたオリジナルキッチンを提案するのが、オーダーキッチンメーカーのインターテックだ。1991年に愛知・名古屋で創業し、キッチンを始め、オリジナルの洗面カウンターや壁面収納などの家具もトータルで手掛けている。細部にまでこだわったキッチンは、家具のようなたたずまいを備え、そのデザイン性の高さから、これまでに数多くの人気テレビドラマにも採用されている。

木とアイアンを組み合わせたキッチン
木とアイアンを組み合わせたキッチンは、ダイニングテーブルと一体化させ、家族だんらんの場に。

同社では、住まいの雰囲気に合わせて素材や色合いを選べるよう、ステンレス、無垢材、突き板、天然石、クォーツストーンなどの豊富なバリエーションを用意。古材風に加工した突き板や無垢のアンティークレンガなどキッチンの面材としてはめずらしい素材もそろう。また、キッチンの見た目を左右する設備機器は、グローエやAEG、ガゲナウ、ファベールなどデザイン性や機能性に優れた海外の一流メーカーのものを多数取りそろえている。

面材やタイルに黒を利かせたシックな印象のキッチン
面材やタイルに黒を利かせたシックな印象のキッチン。上部収納の扉材に使われた木がぬくもりを与えてくれる。

上質な素材や機器を取り入れながら、長年のキッチン製作で培われた実績と経験を元に提案されるデザインは、明るくナチュラルな雰囲気や味わいのあるアンティーク調、モダンなデザインに至るまで、実に多種多様。冷蔵庫や家電製品を隠せる壁面トール収納など、生活感を出さない工夫を織り交ぜながら、調理、配膳、片付けまでをスムーズにする機能動線を考慮したプランで、使い手の想像を超えた快適なキッチンを実現している。

面材と壁面トール収納の扉材を合わせてキッチン
面材と壁面トール収納の扉材を合わせてキッチンに一体感を持たせるとともに、水平方向に広がりのある空間を演出。

そんなインターテックのキッチンは、本社のある名古屋ショールームと、昨年3月にオープンした東京ショールームで体感できる。それぞれのショールームには、多彩な素材を用いたモデルが展示されているので、ぜひ実際に訪れてみてほしい。ダイニングテーブルと一体化したキッチンを始め、モダンからクラシックまでさまざまなデザインのバリエーションを見ることができる。また、キッチン本体以外にも扉の素材やオプション類のサンプルも用意しているため、経験豊富なスタッフに相談しながら、イメージを膨らませて自分だけの理想のキッチンを手に入れたい。住まいの中心となるような個性あふれるキッチンが、これまでにない上質で豊かな暮らしを実現してくれるだろう。

●インターテック
名古屋ショールームTEL052-777-0066
東京ショールームTEL03-6868-5279

※『Nile’s NILE』2019年7月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
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