収納の概念を超える

住み手の好みで自由にカスタムし、収納の概念を超えて多様な使い方ができるシステム収納「ePole(イーポーリ)」。これまで、その美しいデザインを生かしたさまざまなシーンを紹介してきたが、今回はバスルームを始めとするリラクセーションスペースでのシーンを提案したい。

Text Asuka Kobata

住み手の好みで自由にカスタムし、収納の概念を超えて多様な使い方ができるシステム収納「ePole(イーポーリ)」。これまで、その美しいデザインを生かしたさまざまなシーンを紹介してきたが、今回はバスルームを始めとするリラクセーションスペースでのシーンを提案したい。

新たに加わった「aria spa」シリーズで開放的なバスルームをコーディネート。バックパネルの有無で空間の仕切り具合を調整できる。
新たに加わった「aria spa」シリーズで開放的なバスルームをコーディネート。バックパネルの有無で空間の仕切り具合を調整できる。

のんびりとリラックスして過ごしたい休日。自然光に満ちた開放的なリラクセーションスペースで自分をメンテナンスする贅沢な時間に、心身がほぐれていくだろう。そんな空間の主役となってくれるのが、日本の豊かな住空間を提案するインテリアブランド「GiGi」による「ePole(イーポーリ)」だ。

  • バスグッズやメイク道具など細かなものを収納できるアクセサリーも充実。棚板や引き出しが宙に浮いているかのような軽やかなデザインが特徴的。 バスグッズやメイク道具など細かなものを収納できるアクセサリーも充実。棚板や引き出しが宙に浮いているかのような軽やかなデザインが特徴的。
    バスグッズやメイク道具など細かなものを収納できるアクセサリーも充実。棚板や引き出しが宙に浮いているかのような軽やかなデザインが特徴的。
  • ガラスの棚板と組み合わせた引き出しは魅せる収納として、中を見せたくないものは、ウッドパネルやエコレザーの仕上げでメリハリをつけて。 ガラスの棚板と組み合わせた引き出しは魅せる収納として、中を見せたくないものは、ウッドパネルやエコレザーの仕上げでメリハリをつけて。
    ガラスの棚板と組み合わせた引き出しは魅せる収納として、中を見せたくないものは、ウッドパネルやエコレザーの仕上げでメリハリをつけて。
  • バスグッズやメイク道具など細かなものを収納できるアクセサリーも充実。棚板や引き出しが宙に浮いているかのような軽やかなデザインが特徴的。
  • ガラスの棚板と組み合わせた引き出しは魅せる収納として、中を見せたくないものは、ウッドパネルやエコレザーの仕上げでメリハリをつけて。

アルミのシャープなフレームに軽やかなガラスの面材を組み合わせたシステム収納で、ほかにはない洗練された印象を放つ。それ自体が家具として美しく、単なる収納とは呼び難い。

すっきりと使いやすく整えたいリラクセーションスペースでは、バスグッズやメイク道具、リラックスウェアなどの収納に最適だ。住まいだけでなく、非日常を楽しむ別荘での導入にもおすすめしたい。

  • 同じariaシリーズでも、フレームの色や棚板の仕上げにより、ぐっと落ち着いた雰囲気に変化する。 同じariaシリーズでも、フレームの色や棚板の仕上げにより、ぐっと落ち着いた雰囲気に変化する。
    同じariaシリーズでも、フレームの色や棚板の仕上げにより、ぐっと落ち着いた雰囲気に変化する。
  • albaシリーズ。フレームや引き出しをダークな色合いにすれば、服やアクセサリーが美しく引き立つ。 albaシリーズ。フレームや引き出しをダークな色合いにすれば、服やアクセサリーが美しく引き立つ。
    albaシリーズ。フレームや引き出しをダークな色合いにすれば、服やアクセサリーが美しく引き立つ。
  • プライベートな空間には、引き出し部分に好みの色を大胆に配することで、自分だけの特別感を演出できる。 プライベートな空間には、引き出し部分に好みの色を大胆に配することで、自分だけの特別感を演出できる。
    プライベートな空間には、引き出し部分に好みの色を大胆に配することで、自分だけの特別感を演出できる。
  • 同じariaシリーズでも、フレームの色や棚板の仕上げにより、ぐっと落ち着いた雰囲気に変化する。
  • albaシリーズ。フレームや引き出しをダークな色合いにすれば、服やアクセサリーが美しく引き立つ。
  • プライベートな空間には、引き出し部分に好みの色を大胆に配することで、自分だけの特別感を演出できる。

特に着目したいのは、どこからも美しく見えるようデザインされている点。裏側がないことから空間の間仕切りとして取り入れやすく、自然光や眺望を遮ることがないため囲っていても閉塞感がない。リラクセーションスペースでさりげなく場を分けるほかにも使い方は幅広く、ワードローブとしてはもちろん、ダイニングキッチンで調理器具や食器、グラスをしまう、リビングでアートピースやコレクションを飾るなど、さまざまな空間で主役となるインテリアをつくり出してくれる。

また、オプションでアルミフレームやバックパネルに照明を組み込むことができ、愛用のアイテムを印象的にライトアップできる。部屋の照明の一つとすることも可能で、点灯すればガラスケースが行灯のように浮かび上がりムードある空間が生まれるだろう。電源や光源は存在を感じさせないよう徹底してフレーム内に隠され、ここでも美しい佇まいに対するこだわりが見られる。

この細部まで洗練されたデザインは、イタリアのデザインスタジオDecoma Design studio が手掛けたもの。同社の長年の経験に基づいて家具が持つべき機能や使用するシーン、最適な素材やフォルムを熟考して開発している。アルミやガラス、エコレザー、ファブリックなどを用いた佇まいは、木製家具に比べるとスタイリッシュな印象を受けるだろう。フレームや扉材、引き出しなどの素材や色を自由に選ぶことができるのもうれしい点だ。豊富なカラーバリエーションで、同じシリーズでも色や素材で全く違うイメージに変化するため、それぞれの空間で、また違った楽しみ方ができる。

一方で製造や取り付け、メンテナンスは国内で行い、日本のライフスタイルに合わせて完成させている。そのため、セミオーダーのようにカスタマイズできるにもかかわらず、海外製品に比べると納品が早い。照明を含めたアフターケアも依頼でき、安心して導入できるだろう。

「魅せる」収納として、これまでにない美しい佇まいをかなえたePole。自分らしくカスタムし、上質で心地良いインテリアを実現してほしい。

●GiGi TEL03-6434-7450

※『Nile’s NILE』2021年11月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。