合格への最短距離を走る/医系専門予備校 メディカルラボ

受験勉強は苦しい。そして時間には限りがある。だからこそ最も効率のよい受験勉強をするべきだと、「メディカルラボ」本部教務統括・可児良友氏は考える。完全個別指導による受験校対策と志望大学選びで、「メディカルラボ」は医学部に最短距離で合格させる。

Photo Satoru Seki Text Ichiko Minatoya

受験勉強は苦しい。そして時間には限りがある。だからこそ最も効率のよい受験勉強をするべきだと、「メディカルラボ」本部教務統括・可児良友氏は考える。完全個別指導による受験校対策と志望大学選びで、「メディカルラボ」は医学部に最短距離で合格させる。

医師を目指す生徒にとって、医学部合格は欠くことのできない最初の一歩だ。大学の特色や系列病院の得意な研究分野の違いがあり、入試問題にもそれぞれの大学の個性がある。その生徒の得意・不得意を見極め、希望に合う、しかもその生徒にとって合格しやすい医学部を選び、的を絞って受験勉強することが、医師への最短距離になる。

可児良友
可児良友 かに・よしとも
大手予備校で数多くの医学部・歯学部志望者を合格に導いてきた経験を元に、マンツーマン授業で合格を確実なものにする、医学部受験指導のメソッドを構築。各地で医学部受験をテーマに講演を行い、近年はテレビなどのマスメディアにも出演多数。『医学部合格の鉄則メソッド』を2013年度から毎年上梓。

医師を目指す生徒にとって、医学部合格は欠くことのできない最初の一歩だ。大学の特色や系列病院の得意な研究分野の違いがあり、入試問題にもそれぞれの大学の個性がある。その生徒の得意・不得意を見極め、希望に合う、しかもその生徒にとって合格しやすい医学部を選び、的を絞って受験勉強することが、医師への最短距離になる。

「メディカルラボ」では、そのために完全な個別指導を行っている。英語の実力不足を例に挙げると、文法が苦手なのか、語彙が不足しているのか、長文問題の経験不足なのかなど、生徒によって高得点が出せない理由はさまざま。テストの点数によってレベル分けされたクラス授業では、そのクラスに在籍する全員がある程度満足する授業を行わざるを得ず、できる子にとっては知っていることのために貴重な時間を割く不満、できない子にとっては分からないことを徹底的に聞くことができない不満が出る。

入試までの限られた時間の中で、それぞれの生徒が本当に必要としている内容だけを学び、一秒も無駄にしないためには、生徒一人ひとりのためのカリキュラムを組み、その子の学力や特性に合わせた授業が必要だと、「メディカルラボ」の可児良友氏は語る。

「クラス授業ではどうしても聞く一方の授業になりますが、『メディカルラボ』では、なるべく生徒自身がしゃべる授業を心掛けています。分からないことを質問するだけでなく、授業内容をどう理解したか、生徒自身の言葉で講師に説明させるのです。このアウトプットが『分かったつもりの勘違い』を防ぐだけでなく、人に伝わる答案の書き方の訓練にもなり、さらには一番身につけるのが難しいコミュニケーション力の訓練にもなります。

医学部のほとんどが面接を行うので、相手に自分の考えを伝える力、コミュニケーション力は非常に重要。知識だけでは医系学部合格を勝ち取れません」

またカリキュラムを組む上で大切なのは、その子の得意不得意に合った大学選びだという。

「簡単に言えば、易しめの問題を素早く解いてちょこちょこ点数を重ねて稼ぐのが得意な子と、難易度の高い問題を時間をかけて解いて大きく点を取るのが得意な子では、向いている試験問題が全く違います。前者ならマークシート式で問題量の多い大学、後者なら記述式で問題量の少ない大学で高得点を取れる可能性がある。そうしたことも含めて、その生徒が最も合格しやすい医学部を探し、そこの入試問題に特化したカリキュラムをこなすことで、入試までの限られた時間を無駄なく使い、確実な医学部合格を目指すのです」

伸び悩むときはカリキュラムを変更するなどして、モチベーションを高めるために成功体験に結びつく内容を学ばせる。こうした臨機応変な対応も、完全個別指導だからこそ。医学部受験を知り尽くしたプロが作るオーダーメードの受験指導で、合格通知を手にするその日まで生徒を導くのだ。

※『Nile’s NILE』2014年2月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

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