1999年の発売以来、口コミで人気を広げ、窓用スクリーンのパイオニアとして支持されているセイキ販売のハニカム・サーモスクリーン。高いデザイン性を持ちながら優れた断熱・省エネ効果を実現し、住宅だけでなく商業施設やオフィスビル、ホテルなどでも採用されている。
2018年には、建材・設備製品に特化した「みらいのたね賞」を受賞。この賞は、日本の成長を支援する総合コンサルティングファームである日本能率協会が主催し、優れた建築を生みだすことに貢献しうる製品や、未来への布石となる製品を選定し、表彰するものだ。
ハニカム・サーモスクリーンの最大の特徴は、暑さや寒さを遮断する蜂の巣と同じダブル・ハニカム構造であること。この構造により安定した二重の空気層を作り、この空気の壁が強力な断熱材となって効果を発揮する。夏は外からの強い日差しを防ぎながらエアコンの涼しさの流出を抑え、冬は外からの寒さの侵入を防ぎながら部屋の暖かさをキープしてくれる。窓からの熱のロスを減らして無駄なエネルギーを使わないため、光熱費も節約でき環境にもやさしい。
住宅の中で暑さや寒さの出入りが多い窓も、ハニカム・サーモスクリーンを設置すれば、窓の機能を生かしながら熱の出入りをコントロールできる開閉自在な壁になってくれるのだ。
さらに、同社が独自に研究・開発し、世界で初めて導入したT字型レールは、スクリーン生地の切り込みとレールの凸部分が密着することでスクリーン左右からのコールドドラフト(冷気流)をしっかりガードしてくれる。厚みのある多層構造のダブル・ハニカム生地だからこそ実現できるワンランク上の断熱効果だ。
スクリーンには、ポリエステルの不織布を使用。やわらかい風合いで耐熱性に優れ、吸湿・吸水性が少なく濡ぬれても乾きが早いため、カビ、虫、バクテリアに強く、防腐性にも優れている。紫外線をUVAは90%、UVBは99%カットし、大切な家具や床の日焼けも防いでくれる。
無駄のない洗練されたデザインは、窓辺に家具を置いても接触することなく、厚みのあるダブル・ハニカム生地の重厚感はさまざまなインテリアとなじんで窓辺を美しく彩る。
生地はやわらかな光をたっぷり採り入れ明るさも保つ採光タイプ、採光タイプに防炎加工を施した防炎採光タイプ (防炎認定品)、光をシャットアウトし、寝室などに最適な遮光タイプと、利用目的別に3種類から選べ、それぞれの生地のカラーも採光タイプが10色、防炎採光タイプが3色、遮光タイプが3色の合計16色から選べる豊富なバリエーションをそろえている。
残暑が厳しいこれからの季節も、ハニカム・サーモスクリーンを取り入れることで、環境に配慮しながら快適に過ごせる暮らしを手に入れることができるだろう。
●セイキ販売 TEL03-5999-5825
※『Nile’s NILE』2020年8月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています