都心の限られたスペースなら開放感あふれる演出を。森の中の別荘では景色を取り込みながら、プライバシー性を高める。ダイワ化成のオーダーメイドシステムバス「D-Style」が提供するバスルームは、一つとして同じものはない。1969年の創立以来、暮らしの水回り環境の向上に努めてきたからこそ生まれる確かな技術とノウハウ。顧客の要望を一つ一つ丁寧に形にしてきたその経験こそが同社の強みだ。
設備や素材、ディテールにいたるまで全てを思いのままにコーディネート。工場での徹底した品質管理に加え、高い防水性・保湿性・メンテナンス性に定評があり、最高のクオリティーを提供する。マンションのリニューアルや新築戸建てでも高級物件を数多く手掛け、デザインのバリエーションは施工の数だけあり、その存在は唯一無二。事例を見れば大きな可能性と進化を感じられる。
高級ホテルで体験したバスルームを自宅に造りたいという要望もある。その流れからか、最近では高級ホテルのバスルームを手掛けることが増えたという。ブランドの集大成ともいうべきデザインが、昨年横浜に誕生した完全会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」にある。高級感あふれる家具調度に引けを取らない、美しいバスルームだ。
窓の向こうに横浜ベイが広がる、抜群の眺望。いわゆるビューバスである。大きなバスタブをメインに洗面台とトイレ、独立したシャワーブースがゆったりと配されている。バスタブは日本製、水栓器具はドイツ製を採用し、どちらも世界に名を轟かせる高級ブランドばかり。実用性と安全性に裏打ちされた斬新なデザインが特徴で、それらを調和させ、一つの空間にまとめ上げるのは、「D-Style」の真骨頂だ。
使い勝手の良さやさりげない遊び心もある。バスタブには誰もが入りやすいようグリップを設置。シャワー水栓も設置し、入浴中に移動せずともすべてが完結するようにした。フラットなデザインがスタイリッシュな水栓は、幅広な吐水口から自然の滝のように流れ落ちる様子が目を楽しませてくれる。
ホテルやタワーマンションの上層階にこうしたバスルームを設置できるのは、確かな施工技術があるからだ。その技術力が自由なデザインやレイアウトを可能にする。高い提案力はプロからの信頼も厚い。
バスルームは究極のプライベート空間。ゆったりくつろぎ、まっさらな自分に戻れる場所である。それだけにこだわりたいものだが、具体的にはどうしたらよいか分からないという人が多いという。断片的なキーワードをキャッチし、顧客も気づかないニーズを引き出す。そして技術的に可能なものであれば、どのような要望にも応える。その結果が世界に一つのバスルーム。何よりも安心感に包まれる。最上のバスタイムは「D-Style」で見つけることができる。
※『Nile’s NILE』2021年3月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています