笹屋伊織
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300年以上の歴史を持ち、御所の御用を務めてきた京都の老舗和菓子店・笹屋伊織の桜餅は、熟練の職人が一つひとつ丁寧に作り上げる一品。粒感の残る淡い桜色の道明寺生地で、甘さを控えたなめらかな口当たりのこしあんを包んでいる。上品な桜の香りと程よく塩気がきいた桜葉がアクセントに。
桜餅 1個 324円 ※4月上旬まで
●笹屋伊織 TEL 075-692-3622亀屋良長
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店先から湧き出る「醒ヶ井水」を使用した、粒感の残るやわらかい道明寺生地となめらかなこしあん、塩漬けの桜花が香る桜餅。1803年の創業以来、京の伝統を大切にしながら時代に合わせた和菓子を提供する老舗らしい華やかさも魅力だ。生地のもちもち感とあんの上品な甘さ、桜葉の塩気のハーモニーを楽しめる。
桜餅 1個 385円 ※春限定
●亀屋良長 TEL 075-221-2005御菓子司 中村軒
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粒感の残る粗めの道明寺生地と、甘さ控えめのなめらかなこしあんを大島桜の葉の塩漬けで包んだ中村軒の桜餅は、老舗ならではの手間暇をかけた繊細な味わいが魅力。桜葉と一緒に食べると、しっとりもちもちの生地とあっさりとした甘さのあんとともに桜の香りが口いっぱいに広がり、より春を感じられる。
桜餅 1個 260円 ※春限定
●御菓子司 中村軒 TEL 075-381-2650京菓子司 末富
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1893年創業の末富は、初代が東本願寺の御用達として紋菓などを納めていたという京都の名店。頭道明寺と呼ばれるとても細かい道明寺粉を使用した桜餅は、きめ細かく繊細な舌ざわりともっちりとした食べ応えのある食感が魅力。上品な甘さとさらりとしたくちどけのよいこしあんとの相性も抜群だ。
桜餅 1個 518円 ※3月、4月限定
●京菓子司 末富 TEL 075-351-0808京菓子處 鼓月
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関西ではめずらしい焼き皮仕立てのもっちりとしたこだわりの生地を使用。一つひとつ職人の手作業でこしあんを包み、塩漬けの桜葉を巻いた桜もち。皮むきこしあんは、淡い色合いでさらりとしたなめらかなくちどけが特徴だ。桜葉の風味でより引き立つあんの上品な甘さを味わえる。
桜もち 5個入 1,080円 ※4月下旬まで
●鼓月 TEL 0120-122-262御菓子司 鶴屋寿
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嵐山で最初の桜餅専門店として1948年に創業した鶴屋寿。大きさの異なる2種類の道明寺を使い、素材そのものの色合いを生かした白い生地と塩漬けした伊豆の大島桜の葉2枚ではさんであるのが特徴。上品なこしあんの甘さと桜葉の塩気が、もちもちの生地とよく合う絶妙な味わいを通年楽しめる。
嵐山さ久ら餅 10個入 化粧箱入 2,398円
●鶴屋寿 TEL 075-862-0860