「京の御膳」の中身
松尾大社横の料亭「京料理 鳥米(とりよね)」からは、一子相伝の名物、活鶏水煮(水炊き)。最高級の鶏ガラを2日間煮込んだスープで、コクの深い独自の熟成鶏の肉と季節の野菜をたっぷりと。ゆずポン酢や薬味までが風呂敷に包まれて届けられるため、気の利いた贈り物としても良いだろう。
安政3(1856)年創業の老舗料亭「下鴨茶寮」からは、合鴨肉の旨味をシンプルかつ贅沢に味わえる料亭鍋「合鴨と葱ねぎの出汁しゃぶ」を提供。合鴨肉を純粋に楽しめるよう、付け合わせはあえてシンプルにお葱だけ。〆に特製そばがセットになっているのもうれしい。自宅でのちょっとした御馳走や、お客に振る舞うおもてなし料理としてもおすすめだ。
「京の雪見膳」はすべてのメニューに京都の酒造好適米を使用した酒や高級宇治茶、京漬物の詰め合わせ、そしてさらに日本酒1本と日本酒は計2本がセットになっており、実に満足度の高い内容だ。
四条大橋のたもとに位置する大正5年創業の「レストラン菊水」からは、特製ビーフシチューや牛100%ハンバーグステーキ、ビーフカレーと京野菜のセットを販売。鍋物から膳、肉、洋食、中華、イタリアンなど、ジャンルを問わず京都の人気店から幅広く用意されているのが魅力だ。
京の食に関わる店や企業、生産者が力を合わせ、京都と日本を元気にするために生まれた、「京の食」応援プロジェクト「京の雪見膳」。家族や大切な人と過ごす時間や贈り物に、ぜひ楽しんでもらいたい。
440年の味を受け継ぐ へ続く
●「京の食」プレミアムフードコンソーシアム
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