直送、京の名店の味

京の食 応援プロジェクト「京の御膳」。その冬版「京の雪見膳」には、贅沢な水炊きや旬の食材を使用した御膳など、極上の味がそろう。

Photo Shinya Katsura  Text Rie Nakajima

京の食 応援プロジェクト「京の御膳」。その冬版「京の雪見膳」には、贅沢な水炊きや旬の食材を使用した御膳など、極上の味がそろう。

名物「活鶏水煮」
「京料理 鳥米」の京の水炊きセット〜名物「活鶏水煮」〜。頭と足の小骨だけを2日間煮込んだ名物スープで、独自の熟成鶏と野菜ソムリエが厳選した野菜をたっぷりと。

「京の食」応援プロジェクト「京の御膳」

長引く自粛生活で、旅が恋しい人は多いだろう。旅といえば、楽しみなのは現地ならではの食材を味わう料理だ。特に京都には、古来受け継がれてきた日本料理の原点といえる食文化がある。

豊かな自然と水に育まれた滋味豊かな京野菜と、控えめでありながら食材の味を引き立てる出汁、伝統の技術を大切に守った、日本人ならではの美意識が宿る丁寧な仕事。現代に続く生きた文化ともいえる京料理は、京都を訪れる最大の魅力の一つだ。

そんな京料理を、自宅にいながらにして味わえるのが「京の食」応援プロジェクト「京の御膳」である。
コロナ禍で落ち込んだ府内の食関連産業をもり立てるため、京都の日本料理アカデミーをはじめ茶や酒、漬物などの協同組合や京のふるさと産品協会、京都府が連携して「京の食」プレミアムフードコンソーシアムを構成。京都府産の食材を使用した、京の料亭や名店による特別なセットを特設サイトで数量限定販売している。

「京の食を元気にしたい」という想いから生まれたプロジェクトだからこそ、店で食べれば数万円は下らない老舗の渾身の一食を、1万円という低価格で販売。参加店舗数は80店舗以上に上り、何度でも食べ比べられるのがうれしい。

四季折々の季節を感じるのも京料理の醍醐味。「京の食」応援プロジェクトは夏と秋にも行われ、好評を博してきたが、11月25日からはいよいよ冬版となる「京の雪見膳」の申し込みがスタートする。

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。