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左:SPEAKE MARIN
英国人時計師ピーター・スピークマリンによって2002年に設立され、彼がメゾンを離れた後も体制強化を図ってきたスピークマリン。22年発表の「リップルズ」は、ラグスポ的な雰囲気の中に、現代建築にインスパイアされたウィットを効かせた。新作では、今年のトレンドとも言える淡い色調のサンドカラー文字盤にフォレストグリーンのスモールセコンドを配置。「リップルズ デューン デイト」自動巻き、ケース径40.3㎜、SSケース×SSブレスレット、5気圧防水、世界限定60本、4,519,900円。スピークマリン(DKSHMESジャパン) cg.csc1@dksh.com
右:LAURENT FERRIER
マイクロメゾンブームの中、2009年に設立されたローラン・フェリエへの注目度も高まっている。この新作はアニュアルカレンダー、そしてメゾン初となるムーンフェイズを搭載。6時位置の小秒針に重ねて、ハンドペイントとハンドエングレーブを施したアベンチュリンガラスのサブダイヤルを配し、これを覆う半透明エナメル仕上げのカバーにより南北両半球の月相を示す。「クラシック・ムーン」手巻き、ケース径40㎜、RGケース×カーフストラップ、3気圧防水、15,510,000円。スイスプライムブランズ TEL 03-6226-4650 -
左:LOUIS MOINET
東京、パリ、ニューヨークなど8都市をテーマに、ミニアチュールペインティング、ハンドエングレービング、マルケトリ(象嵌細工)などの技法を駆使し、各都市のイメージを文字盤上に表現。全モデルがフライングトゥールビヨンを搭載。専用トランクに8本が並ぶ様は壮観だ。写真は東京バージョン。「アラウンド ザ ワールド イン 8デイズ」手巻き、ケース径40.7㎜、RGケース×アリゲーターストラップ、3気圧防水、限定8本1セット、300,000,000円(セット予価)。ジーエムインターナショナル TEL 03-5828-9080
右:JACOB & CO
フォーシーズンズホテル デ・ベルグで新作を発表したジェイコブ&コー。その目玉は「アストロノミア レギュレーター」。ベースダイヤルが60秒で1回転しながら秒を示し、その上に時、分が独立したサブダイヤル、フライングトゥールビヨンを備え、この三つは時計まわりに60秒周期で回転する。3D感に富んだ驚異のメカニズムを、ケースサイドのサファイア越しにも眺められる。「アストロノミア レギュレーター」手巻き、ケース径43㎜、RGケース×アリゲーターストラップ、3気圧防水、世界限定99本、42,240,000円。ジェイコブ銀座 TEL 03-6281-4777 -
左:CZAPEK
新コレクション「プロムナード」を発表。モデル名の「グット・ドー」とは水滴の意。4時半位置のスモールセコンドから波紋が広がるようなデザインをグランフーエナメル文字盤で実現。手掛けたのは、エナメル文字盤の名門、ドンツェ・カドラン社。インデックスを排した文字盤の美しさが際立つ。「プロムナード グット・ドー」自動巻き、ケース径38㎜、SSケース×ヌバックストラップ、5気圧防水、世界限定100本、2025年発売予定、4,070,000円。ノーブルスタイリング TEL 03-6277-1604
右:PEQUIGNET
フレンチマニュファクチュール、ペキニエが自社製フライングトゥールビヨンモデルを発表。「メイド・イン・フランスのトゥールビヨンは、パリでブレゲがこの機構を開発して以来の伝統をくむもの」とメゾンの関係者は意気込む。6時位置から波紋が広がるようなパターンの文字盤もエスプリに富む。「ロワイヤル トゥールビヨン」手巻き、ケース径44㎜、RGケース×アリゲーターストラップ、5気圧防水、世界限定24本、12月発売予定、13,750,000円(予価)。カリブルヴァンテアン TEL 03-6206-2333
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