香港のレジェンド、コロニアルシックの新たなフレーズへ

超高層ビルが林立し、めまぐるしく姿を変える香港。その中心で、半世紀以上にわたり変わらぬ存在感を放つホテルが、マンダリン オリエンタル 香港である。進化する充実の飲食部門を新たに、より輝きを増していく。

Text Koko Shinoda

超高層ビルが林立し、めまぐるしく姿を変える香港。その中心で、半世紀以上にわたり変わらぬ存在感を放つホテルが、マンダリン オリエンタル 香港である。進化する充実の飲食部門を新たに、より輝きを増していく。

ホテル内の美食三昧の合間にはアジア随一と絶賛されるスパへ。優雅なくつろぎの空間で、ゴッドハンドとうたわれるセラピストらに心身を癒やされる。隣には美容も人気のヘアサロン、24時間オープンのジムと屋内プール……充実のホテルライフを心地よい客室でさらに実感。494室の客室の内62室が贅沢なスイートで、随時飲物と軽食(素敵なアフタヌーンティーも)が用意されたマンダリン クラブが自由に使える。

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    スパのモザイクイスでの岩盤浴。
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    居心地の良いクラシックモダンの寝室。
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    スイートの展望バス。
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ホテルに隣接したプリンセス・ビルに足を延ばせば地元名産品や世界のトップブランドが並ぶ。ホテル裏手には香港島を巡るレトロな2階建てトラムが行き交う。セントラルの地下鉄まで歩いて2分。ビクトリア湾を往復するフェリーターミナルまでは数分。香港の心臓部から、気軽に自由に活気あふれる香港街歩き。

コロニアル風情あふれる最高裁判所の後ろに。

変遷の香港にあって、トップホテルとして不動の地位を築きつつ、ホテルもまた少しずつ変容している。2026年に向けて大型改装が進行、ロビー、客室、レストラン、スパなどが新たな姿になる。が、香港のレジェンドとしての、コロニアルシックのたたずまいと存在感は変わることがないだろう。

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「Nileport」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。