感情を揺さぶる走り

Photo TONY TANIUCHI Text Masayoshi Kinugasa
快適なドライビング
あらゆるシーンで快適なドライビングを楽しめる。

山を下りて、金谷のカーフェリー乗り場に着くころには、ちょうど夕焼けが始まる。この辺りでは、水平線に沈む夕日が眺められるだけでなく、晴れ渡った日には夕焼けでシルエットになった富士山や、蜃気楼のようなみなとみらいのビル群も見渡せて、ドライブのフィナーレにふさわしい。

16時半発の久里浜行きの船に乗れば、暮れゆく空を見ながら40分間の贅沢な休憩。下船後は、横浜横須賀道路、首都高速をゆったりと走り、クールダウンしながら家路をたどる。

1.8リットルと小型ながら直噴ターボチャージャーを搭載した直列4気筒DOHC 16バルブのエンジンは、高速クルージングにも余裕があるので、帰路の高速道路での巡航速度の走行さえも心地いい。

初冬の平日には渋滞の少ない房総ではあるが、運悪く帰路の高速道路が渋滞しても大丈夫。金谷も久里浜も、港の近くに日帰り温泉があるので、海を見渡す湯船に浸かって時間調整すれば、渋滞も楽しく回避できるだろう。だから、房総ドライブでは人も車も満足できる。

愛車を駆る贅沢なひとり時間が、日々の疲れをリフレッシュさせる。さて、次はどこへ行こう。

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。