2024本屋大賞発表!大賞は宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」

書店員が最も売りたい文芸書を選ぶ第21回目の「2024年本屋大賞」が10日発表され、宮島未奈さん(40)の「成瀬は天下を取りにいく」(新潮社)に決まった。

書店員が最も売りたい文芸書を選ぶ第21回目の「2024年本屋大賞」が10日発表され、宮島未奈さん(40)の「成瀬は天下を取りにいく」(新潮社)に決まった。

受賞作は、大津市を舞台に、女子中学生の成瀬あかりの個性豊かな青春を描いた連作短編集。閉店間際のデパートを映す生中継に毎日映り込んだり、「M―1グランプリ」に出場したりと、自分らしく生きる成瀬の言動や人間関係をユーモラスな筆致でつづった。

・本屋大賞2024ノミネート作品
1位 成瀬は天下を取りにいく
2位 水車小屋のネネ
3位 存在のすべてを
4位 スピノザの診察室
5位 レーエンデ国物語
6位 黄色い家
7位 リカバリー・カバヒコ
8位 星を編む
9位 放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件
10位 君が手にするはずだった黄金について

小説の舞台となった書店では

小説の舞台の一つ「西武大津店」の跡地近くの商業施設に入る書店では、「成瀬は天下を取りにいく」が出版された去年3月から特設コーナーを設けています。
ラグジュアリーとは何か?

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