ベントレー 新型ラグジュアリーサルーン
ベントレー コンチネンタルシリーズ「コンチネンタル フライング スパー 2009モデル」と「コンチネンタル フライング スパー スピード 2009モデル」の発表会が2008年10月30日グランドハイアット東京で行われた。2005年にデビューし、高い人気を誇るラグジュアリー4ドアサルーン「コンチネンタル フライング スパー」が、先進のテクノロジーと伝統のクラフトマンシップを盛り込み、さらに完成度を増し登場。ヨーロッパでの成功をもとに、日本をはじめとするアジア地域でも攻勢をかける。
英国産4ドアモデル最高のパワー
「コンチネンタル フライング スパー スピード 2009モデル」は、12気筒エンジンを搭載し、最高出力610PS(馬力)を誇る。最高速度322km/h で、時速0kmから時速100kmに到達するまで4.8秒と驚異的な加速力だ。往年の名車で1923年に初めて登場した“Speed”モデルの名を受け継ぐに相応しいパフォーマンスである。先進のレーダー技術によって、前方の車の流れを感知し、速度に応じた車間距離を維持するようアクセルとブレーキを制御する“アダプティブ・クルーズ・コントロール”システムもオプション選択できるようになる予定で、安全性の面でも完成度が高まる。その他、左右のアウターシートに角度や位置調節、ランバーマッサージ機能などの付いた3人掛けシートや、DVDや地デジ対応のリアエンターテイメントなどがオプション設定でき、後席の快適性の向上も計られている。
ブライトリング、ネイム、ダンヒルとのコラボ
時計メーカーブライトリングとのコラボレーション “BREITLING for BENTLEY”は、妥協をゆるさない完璧を追求する2つの「B」によって創り上げられたまさにラグジュアリーの結晶である。また今回、新たにオプション設定された、英国オーディオメーカー「Naim Audio」との18ヵ月の研究開発の末に完成した“NAIM for BENTLEY”を発表。最大出力1025Wのアンプを含む、14個のスピーカーが搭載され、充実した音響空間が約束する。会場にはその他、ダンヒルとのコラボレーションによるレザーコレクションなどが展示されていた。銀座、大阪のダンヒル直営店および、BENTLEY各ショールームにて購入できる。ラグジュアリーサルーンとしてさらに進化をした本モデル、走りなどの基本性能はもとより、快適性の強化とオーナーの個性を表すための選択肢が増え、世界トップレベルの4ドアサルーンとして、2009年もこのクラスの市場を牽引していくだろう。