世界最高級カーブランド、ロールス・ロイスは巡回展「アイコン・ツアー」を東京で開催。
創業110周年を記念して、ブランド設立から自動車業界の頂点を極めた今日に至るまでの長い歩みを紹介した。
まず会場へ入ると、ファントムのシャシーで一番の特徴である、アルミニウム・スペース・フレームの現物が目に入る。500個以上のパーツすべてが手作業で溶接され、軽さと頑丈さを両立する先進技術を目で見て実感できるのだ。
3階では、本イベントのためにイギリス本社から来日したレザーとペイントを担当する2名の職人が、目の前でデモンストレーションをしてくれる。一台一台が細部にわたって手作りされる繊細なクラフトマンシップを見られるため、多くの人が立ち止まって注目した。
そして、開放感あるバルコニーに設けられたパフォーマンスステージでは、3人のダンサーによる創作コンテンポラリーダンスの披露も。優雅でモダン、そしてアーティスティックなパフォーマンスでブランドの新しいイメージを発信した。
その他、最新のスーパー・ラグジュアリー限定仕様車、ゴーストVスペシフィケーションなど、最新モデルの展示に加え、有名な注文生産の「ピクニック・セット」などが豪華にラインアップ。現代のスーパー・ラグジュアリーをたたえる展示となった。
「アイコン・ツアー」は、今後数カ月をかけて香港、ソウルへと巡回していく予定だ。
※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています