24時間輝く現代のアイコン

スイスの名門ウォッチブランドとして知られるパテック フィリップが贈る最先端のレディースモデル。
次世代の美しきアイコンが、日々を生きる女性たちの腕に新たな輝きと彩りを添える。

Photo Takehiro Hiramatsu(digni) Text Aki Nogami

スイスの名門ウォッチブランドとして知られるパテック フィリップが贈る最先端のレディースモデル。
次世代の美しきアイコンが、日々を生きる女性たちの腕に新たな輝きと彩りを添える。

パテック フィリップのレディースウォッチ代表作「Twenty ~4R」コレクションが2018年、刷新を果たした。その輝かしきお披露目の地として選ばれたのは、美の発信地であるイタリア・ミラノ。かの地で実に芸術的なプレゼンテーションが行われたというのも記憶に新しいところだろう。

初代コレクションである「Twenty ~4®」が登場したのは、1999年のこと。当時男性用腕時計に多用されていたステンレススチール素材を女性用へと積極的に取り入れ、かつそこにダイヤモンドを配したモデルは、パテック フィリップが提案する“女性専用”という言葉にまさにふさわしい、アクティビティーあふれる輝きに満ちていた。

コレクションのテーマは時計名の通り、女性たちの毎日=24時間に寄り添う、ということ。「Twenty ~4®」はスマートなレクタンギュラーのフォルムへとかたどられ、日々を邁進する女性たちの時を刻み続けてきた。

Twenty~4オートマチック 7300/1201
ドレスに用いられるシルクシャンタンの風合いを再現した文字盤が美しい。ブレスレット部分にもダイヤモンドを配したエレガントなデザイン。「Twenty~4 オートマチック 7300/1201」自動巻き、ケース径36㎜、 RGケース×RGブレスレット、6,798,000円。

そして今、「Twenty ~4®」は「Twenty ~4 オートマチック」に。ケースのフォルムはより優しく、柔和な表情を見せるラウンド型へと変更された。

この優雅な丸型のフォルムに始まり、ダイヤモンドの効果的な配し方、文字盤の繊細な意匠など、どこまでも女性らしいデザインを編み出したのは、パテック フィリップのクリエイティブディレクターであるサンドリン・スターン氏だ。

女性の目も心も楽しませる腕時計とは何かというテーマにサンドリン氏はかねてから向き合い、ジュエラー一族に生まれ育った経験をもとに、ハイジュエリーピースなどのレディースウォッチの開発に携わってきた。

サンドリン氏は、いつかこのアイコニックコレクションで現代にふさわしい新たな女性像を描き出したいと考え、この「Twenty ~4 オートマチック」が5年の開発期間を経て誕生することとなったのである。

Twenty ~4 オートマチック 7300/120
(上)深みのあるローズゴールドにブラウン・ソレイユ文字盤がシックな印象のモデル。ベゼルにはダイヤモンドを二重に取り巻くことであふれるほどの輝きに。「Twenty ~4 オートマチック 7300/1200」自動巻き、ケース径36㎜、 RGケース×RGブレスレット、5,434,000円。(下)活動的な女性をイメージした、日常に使い勝手の良いステンレススチール仕様のモデル。ブルー・ソレイユ文字盤がノーブルな魅力を放つ。「Twenty ~4 オートマチック 7300/1200」自動巻き、ケース径36㎜、SSケース×SSブレスレット、3,135,000円。

サテン仕上げを縦と横に組み合わせることでまるでシルクシャンタンのような質感をかなえた文字盤やブラウンやブルーの鮮やかな発色、細やかなダイヤモンドセッティングなどの美しき意匠と共に採用されたのは、自動巻きムーブメント。

従来のクオーツから一転し、今コレクションには全て自動巻きキャリバー「324SC」が搭載され、裏のサファイヤクリスタル・バックからその美しい仕上げと動きを眺めることができる。

先のサンドリン氏が今回欠かせない条件として掲げたのが、“機械式時計”であるということ。王侯貴族の女性たちのための時計製作に始まり、昨今では2009年のレディス・ファースト・クロノグラフや2011年のミニット・リピーターなど、女性のための機械式時計の先駆者として活躍してきたパテック フィリップの歩みがこのタイムピースには込められている。

女性が過ごす“24時間”をこの「Twenty ~4 オートマチック」は、今新たに彩る。オフィスタイムのスーツからイブニングのドレススタイルまで、美しく、艶やかに、そして精緻に、時を刻み続けていく。

ラグジュアリーとは何か?

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