新車をヴィンテージカスタム

英国のバイクの聖地と言われるバーミンガムで生まれたマットモーターサイクルズ。長年ヴィンテージバイクのカスタマイズを手掛けてきたビルダーが、もっと気軽に乗れるバイクを作りたい、と立ち上げたブランドが、今世界で注目を集めている。

Photo TONY TANIUCHI Text Masayoshi Kinugasa

英国のバイクの聖地と言われるバーミンガムで生まれたマットモーターサイクルズ。長年ヴィンテージバイクのカスタマイズを手掛けてきたビルダーが、もっと気軽に乗れるバイクを作りたい、と立ち上げたブランドが、今世界で注目を集めている。

趣あるショールーム
無骨なブランドイメージをそのまま表現した趣あるショールーム。試乗車も用意されているので、まずは一度乗ってみたいという人もお気軽に。

この数年で働き方が大きく変わったせいか、身近で「二輪の免許を取った」「バイクを買った」という人が増えた。実際、2021年の国内の二輪車新車出荷台数は前年比16.3%増。これは年々減少し続けていた状況からすると、驚きの大躍進だ。

そんなバイク業界で、異彩を放ち、注目を集めているのがマットモーターサイクルズ。かつて鉄鋼業で栄えたイングランド中部の工業都市、バーミンガムで2016年に創業した新進のバイクメーカーである。バーミンガムといえば、BSAやトライアンフ、ノートン、ニューインペリアルといった英国が誇る錚々(そうそう)たるメーカーが生まれた聖地でもある。

もともとカスタムバイク作りからスタートしたガレージブランドであるだけに、量産モデルを生産するに当たっても、自分が乗りたいカジュアルなバイクを作る、という強いこだわりを持ち続けている。

ハンドメイドで製作されたタンクには、艶つや消しのブラックやシルバー、インダストリアルなグレーといったミリタリー調な塗装が施され、クローム仕上げを極力抑え、ダークカラーでまとめたデザインは、精悍(せいかん)で引き締まった印象を与える。

  • オン&オフロードを自在に走破 オン&オフロードを自在に走破
    オン&オフロードを自在に走破するスクランブラースタイルを再現。
  • アナログにこだわる アナログにこだわる
    デジタルが主流の計器も、アナログにこだわるところがうれしい。
  • アパレルも充実 アパレルも充実
    アパレルも充実。Tシャツ、スウェットからこだわりのレザージャケットまで。
  • オン&オフロードを自在に走破
  • アナログにこだわる
  • アパレルも充実
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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。