美しくきらめく静かな海に、19の島が浮かぶ天草松島。宮城県の松島、長崎県の九十九島と並ぶ日本三大松島の一つであり、天草四郎がキリシタンを率いて島原の乱を起こした舞台としても知られる、風光明媚な土地である。どこか時が止まったような、穏やかな空気に包まれたこの地に、天空に浮かぶ豪華客船をイメージして生み出されたリゾート「天草 天空の船」。
同じく天草エリアにある名宿「天使の梯はし子ご 」や「海ほたる」を手掛けた建築家、三澤浩之氏の設計による、海に向かってせり出した威風堂々とした白亜の建物が、非日常の優雅な休日へと誘う。
12室の本館とヴィラのうち、特等席は最上級の「パノラマビューヴィラ」。岬の突端に位置し、視界を遮るもののない絶景を独占できる。雲仙天草国立公園内の5000坪の半島にわずか3棟のヴィラが建てられており、見渡す限り空と海、そして豊かな緑。風景を主役に海と空との一体感と、「心からの癒やし」をテーマに作り込まれた洗練された居室空間が、他のどこにもない、贅沢なくつろぎをかなえてくれる。