札幌の奥座敷で 大人の “巣ごもり”リゾートを

Text Hina Tomizawa
ほっこりとした灯りが出迎えるエントランス。
ほっこりとした灯りが出迎えるエントランス。

また、在シンガポール日本大使館公邸料理人や、なだ万京都店の立ち上げ時の料理長を務めた、伊藤卓也総料理長が腕によりをかけて仕上げる料理は、しっかりとした和の技術をベースに洋の食材や料理法を取り入れたモダンジャパニーズスタイル。希少な道産を含む約300種類に及ぶワイン、道産のものから海外・希少なものまで取りそろえた日本酒・焼酎・ウイスキーと、種々さまざまなアルコールとともに、四季折々、地産地消の北海道食材にこだわったモダン和食や、鉄板焼きが楽しめる。

客室は過ごしやすい和モダンスタイル。
客室は過ごしやすい和モダンスタイル。

滞在中は、定山渓の豊かな自然を散策するもよし、北海道の植物や自然の素材をふんだんに取り入れた丁寧なトリートメントに癒やされるスパ NIKUR(ニクル)や無料ジムといった館内施設を利用してもよしと盛りだくさん。周辺の観光には、ウェブサイトからも予約できるプライベート送迎を利用するのがお勧めだという。

食事は道産素材をふんだんに使用したモダンジャパニーズ。
食事は道産素材をふんだんに使用したモダンジャパニーズ。

●シャレーアイビー定山渓
TEL 011-595-2888 

※『Nile’s NILE』2020年12月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。