Pier 8に宿泊したなら、「Rooftop 1859」に行かない手はない。海に向かう三方の景観を体験できるこの開放的な屋上空間では、ホテル専用クルーズ船やシーバスの出入港の様子だけでなく、赤レンガ倉庫や大さん橋、マリンタワーなど、横浜を象徴するような建築物も一望できる。また、ホテルに隣接する新港8号ビジターバースには、自家用プレジャーボートを係留することも可能。旅先で汽笛の音やカモメの声を聞き、自分の船を見ながらアルコールや軽食を楽しむ……なんてこともできてしまうのだ。
レストランは二つ。レストラン&バー「Larboard(ラーボード)」では、フィンガーフードからフルコースメニューまで、国際色豊かな“Pier 8キュイジーヌ”を。カウンター9席のみの鮨処「かたばみ」では、熟練の板前が仕立てる上質な江戸前鮨を。西洋と東洋の文化が交差する横浜ならではの食体験が可能だ。
昨年10月に開業5周年を迎えた同ホテルでは現在、記念企画として、チャーターヘリのナイトクルーズや宿泊客の好みを追求したオーダーメイドのフルコースディナーなど、特別なおもてなしを行っている。Pier 8だからこそ実現できる様々な特別企画やイベントも、今後の見どころの一つだろう。美しい海と横浜の街。プライベートなくつろぎの空間。旅慣れた大人が満足できる、真に優雅な滞在がそこにある。
●インターコンチネンタル横浜Pier 8
TEL 045-307-1111